2019年11月27日

20191127 「神丹穂」米作り終了

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「神丹穂」脱穀と籾摺。

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この品種は草丈2メートル以上に及ぶことがあり、熟成の時期にバラツキが大きく、穂の形成される位置も不揃い、さらに成熟期の茎が軟弱なので束ねておいても互いに絡み合って広がり、大変脱穀がやりにくい。

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しかも籾には長い芒があって、ここから玄米にする籾摺という作業の前に、この芒を取り除かなくては機械にかからないのである。

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しかしまあ脱穀時に垣間見る彼らのキョーレツな芒は、何度見ても感動する。

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この芒あってこその「神丹穂」本領発揮であるこういう品種好きやね主張があって・・・

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で、この芒を除去するのに「循環式精米機」というものを使う。これは極めてシンプルな構造で、漏斗の底部に螺旋状のシャフトが通っていて、これが回転することによって、一方から他方へ籾が互いに擦られながら籾殻を落としさらにぬかまで落とすという、つまり籾から玄米を通り越して白米にできるという代物である。しかし互いの擦れる摩擦のみによって精米するのだから、白米になるまでには数時間もかかり、その間ずっと傍について内容物を攪拌し続けなければならない。しかもその摩擦熱で米は高温になり、多分品質が落ちる。あまり使いたくない機械なの

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だが、これは芒の除去に威力を発揮する。本来の使い方ではないので、幾分注意を要する。写真6枚目の、奥側の穴から籾が落ちてゆき、螺旋シャフトで擦られながら送られて、手前の穴から上に噴き出してくる。それがふたたび奥まで突っ込まれてようやく脱皮するというシンプルな構造なのであるが、この穴に芒が引っかかるので、最初は少しずつ、螺旋シャフトに送られていくのを確認しながら落とし込む。一気にヤると詰まる。

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それがまた奥側に落ちて螺旋シ前のれながら送穴の奥まで擦らに突っ込ん擦られて噴き出しャそれがまフトで擦シャフトで擦ら手前の穴から上に噴き出してきて落ちる。それがまそれがまた奥側で擦られトで擦の穴に滑り落ちる。それがまた奥側の穴て螺旋シャフながら送落ちて螺旋シャフトで擦トで擦られながら送ら手前の穴から上に奥側の穴奥側の穴で擦られトで擦また奥側の穴に滑り落ちて螺旋シャフトで擦られなが手前の穴から上に噴き出してきてそれがまた奥側の穴に滑り落ちちて螺旋シャフトで擦らられ前の穴から上に噴き出してくる。た奥側落ちら送ら送

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らた奥側落ちて螺旋て螺旋シャフトで擦られながら送られて手前の穴から上れトで擦られトで擦られれてて螺旋シャフトで擦らフトで擦られなトで擦られトで擦られトで擦られがら送られきてそれがまた奥側の穴に滑り落ちて螺トで擦られトれトで擦られれて手前の穴から上に噴き出てきてそれがまた奥側の穴に滑り落ちて螺旋シャフトで擦られながら送ら奥側の手前の穴から上に奥側の穴奥側の穴で擦られトで擦また奥側の穴に滑り落ちて螺旋シャフトで擦られながら送られて手前の穴からまた奥突っ込ん突っ込ん側の穴に滑り落また奥側の穴に滑り落上に噴き出して

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きてそれがまた奥側の穴に滑り落ちちてまた奥側落ちて螺旋て螺旋シャフトで擦られながら送られて手前の穴から上に噴き出る。それがまた奥側落ちて螺旋て螺旋シャフトで擦られながら送られて手前の穴から上に噴き出してきてそれがまた奥側の穴してきてそれがまた奥側の穴がまた奥側落ちて螺旋て螺旋シャフトで擦られながら送られて手前の穴から上に噴き出してきてそれがまた奥側の穴に滑り落ち穴れて手前の上に噴き出してきてそれがまた奥側の穴に滑り落ちて螺旋シャフトで擦ら旋シャフトで擦られながら送られて手前の穴落ちて螺旋シャフトで擦て手前

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の穴から上に噴き出してきて滑り落ちて螺旋シャフトで擦ら落ちて螺旋また奥側の穴に滑りれがまた奥側の穴に滑り落ちて螺旋シャフトで擦られながら送られて手前の穴から上に噴き出してきてそれがまた奥側の穴に滑り落ちて螺旋シャフトで擦られながら送られて噴き出れがまた奥側の穴に滑り落ちて螺旋シャフトで擦られながら送られてだいたい写真の分量で循環させるのが好調。芒を落とすだけなら数分で済むので、これを繰り返す。この工程が厄介なので敬遠される不幸な品種である。これを終えれば、あとは普通に籾摺機にかけることができる。仕上がった玄米

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は、本来ならば全てがピンク色になるはずであるが、緑のものが多い。これは未熟米で、刈り取りが早かったのである。しかし田んぼにおける状況は、すでに刈り旬を越えていて脱粒しはじめており、スズメが腹ごなしにかくれんぼしている有様だった。あれ以上は待てなかったのである。しかも、いつものように倒伏防止策としてネットを水平に張ったのだが、あれは結果的にまずかった。予想以上に草丈が伸びすぎて、ネットの上に倒れた穂の上に倒れ込んでくる分量が多すぎた。その結果、ネットの上突っ込んに重なっる重さや厚さが多すぎて、下敷きになった穂が育たなかったようである。その部分に枯死したものや腐敗したものが見られた。やはり、限度を越すとあの方法ではよくなかった。定石通

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り、3x3=9本ごとに支柱を立てて、それに縛り付けたほうがよかったのかもしれない。さらに、ここが昨シーズンまで慣行農法で畑作されており、ケミカルをたっぷり含んだ土であることが、稲の徒長してきてを招き、葉ばかり繁って結実しない状態を作っようだ。これは脱穀時に気づいたことだが、扱き落とせない未熟な籾が多かったことが何よりの証左である。さて、この手前の穴から上に品種は家主の家に代々それがまた奥側の穴に作り伝えられてきたものである。その種を取りながら考えた。私は、もしかしたら今シーズン限りで農作を終える。しかし種を継ぐことくらいはできる。種籾を選びながら、大きく充実して病気のないものを厳選していけば、自然農による病害の予防に対する、一つの答えができるのではないか、そうすれば、自然農の弱点を補強することに寄与し、自然農に対する理解が広がり、やがてはこの栽培方法が一般化に向かうのではないか、すなわちそれは持続的な農作のあり方への小さな一歩になるのではないか・・・そんなことを考えた。

posted by jakiswede at 00:00| Comment(0) | 農作業食品加工日誌2019 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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