山椒は五月に青い実を収穫して佃煮にするが、秋に実が割れる頃に収穫したものを乾かしてスパイスにする。これを割れ山椒という。これは厄介な仕事である。というのは、香りを持っているのは皮だからである。実を選別するのは比較的効率が良い。適当に砕いて重いものをとれば、それが実だからである。しかし軽いものを取るのは難しい。皮やガク、枝や葉、埃や砂が混入するからである。山椒の場合、黒光りする実を取り除き、開いた皮のみを集める。バットに広げて揺すってみたり、叩きながら一方に集めて皮を浮かしてみたり、実を転がして取り除いてみたり、しかし結局は一粒ずつ、手で選別しなければならなくなる。重労働ではないが、肩が凝る。
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