2020年04月12日

20200412 うちで踊ろうSalsa Version

やると思った !! さすが早い !! もしできたなら、このあとダンス・パート引っ付けて踊り狂って欲しかった。さて以前からweb上で合奏ができないものかと考えていて、先日アップしたNetduettoを使ったショーロ合奏の試みは、結論から言って失敗に終わった。もちろんわかったことがいっぱいあるので無駄ではなかったし、技術の進歩とともにやがて実現される時が来ると思う。巷に流通している、この手の仮想的な合奏の映像は、実はリアル・タイムで互いの演奏を聴きながら同時に演奏されたものではない。ZOOMのようなweb会議システムを使って、同時にミーティングを開くことは可能だが、インターネット接続の環境、すなわち回線速度の影響で、ある人が発した音が別の人に届くのにコンマ数秒の時間がかかり、それを聞いた人が音を発して別の人に届くまでに同じくらいの時間がかかる。言葉のやり取りでは何の問題も起こらないが、合奏となると全く致命的だ。それを改善しようとYAMAHAが取り組んで試行的に流布したアプリケーションがNetduettoで、これはスピードを稼ぐためにあえて映像をサポートしていない。同時に合奏できる人数を標準で5人までに限定しているが、我々の実験では日本国内でも往復0.1秒のタイム・ラグが出た。これは♩=60で1.5/16くらいずれることを意味していて、実際にやってみると、常に誰か、あるいは複数が付点16分音符1個分、16ビートで一拍半つっこんでるかもたついてる感じだ。先日のセッションでは、何とブラジルからJoāo Lyra大先生もご参加されて恐れ多くもご相伴に預かることになったのだが、ブラジルからだと回線速度の他に接続状況も不安定で音も途切れ、完全にお手上げ状態だった。国内でもタイム・ラグは不安定で、必ず一定の時間遅れるのなら、曲のテンポをその0.1秒なにがしかの倍数に設定すれば、理論的には各自そのずれを見越して早く、あるいは遅く演奏することで合奏は可能なるはずだが、ずれる時間そのものも不安定なので、その場でのコミュニケーションは全く絶望的。ではこのDe la Luzを含め、世に流布する合奏映像がどのように制作されているかというと、ほとんどの場合、一つの音源をもとに厳密にその通りのテンポと尺数で別個に、あるいはオーバー・ダビングして録画録音されたものを、集めてきて編集してある。これをやるには全員楽譜による演奏に精通していて、精密に調整された時間軸のもとに、楽譜の進行と全く同じ演奏ができなければならない。「せーの」でしか演奏を始められない我々には到底無理、いかなYAMAHAの技術力をもってしても、現時点でweb上の合奏は無理と結論づけるに至りました。

posted by jakiswede at 00:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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