2020年05月02日

20200502 GW幕開け

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とうとう、通り一本先までおいでなすったか・・・私の勤めるスーパーでは緊急事態宣言が発令されて以降、閉店時刻を一時間早め、一切の特売を中止しているが、隣の店が閉鎖されてからは客数がぐっと減った。同時に、別にここで働かなくても生活に支障のない人は辞めてしまい、動ける人員が激減した。クレイジーな客は増える一方で、ないものをくどくどと言い募るのはまだマシで、万引きも増え、強請りタカりの輩も出た。一人に捕まると一時間や二時間は拘束されるので作業は回らない。私はバイトだから良いが、責任ある社員はほぼ無休で通し勤務しても追いつかない。崩壊寸前だったものを、隣の店が閉鎖されたために敬遠されて客数が激減したのでちょっと楽になった。閉店時間を早めたのは店内の消毒を徹底するためで、本来ならば従業員は全員契約時刻までその作業に当たるはずだった。しかしこれは会社の判断で決定したことなので、感染の不安があって早退する人にも契約通りの賃金が支払われる。そうなると、同じ給料がもらえるのなら何も好き好んで居残る必要はなく、一時間早く店を閉めたらほとんどの人はさっさと帰ってしまうのだ。当初の目的とは全く異なる事態になっている。結局、感染防止のために力を尽くそうとする人はほとんどおらず、私とごく少数の社員だけで買い物かごを全て消毒し、カートや各扉、手すりなど、およそ不特定多数の人が触れるであろう場所をしらみつぶしに毎日拭く。私は売り場の商品も片っ端から拭いていたのだが、それだけでも白眼視されていたものを、給料も変わらんのに居残ってあちこち拭いてると変人扱いされている。まあ子供の頃からそういう扱いには慣れているので気にはしてないが、要するに専門家が侃侃諤諤やろうが、マスコミがそれをネタに煽り立てようが、政府がのらくら論点をずらしまくろうが、総体としての日本人の行動はだいたいこのようなものだ。ここ数週間ほど、スパゲティや小麦粉、バターや調理用油などの入荷はない。必要性の高い品目には欠品が多く、そうでないものの供給は確保されている。その結果、必要最低限の食材を揃えるためには複数の店を回る必要があるだろう。結局のところ、自給体制を確立できた私は幸運であった。向こう二年くらいなら手持ちの穀物と田畑だけでひもじい思いはしなくて済む。これを機に、全国民がまずは自給した上で、余力があるのなら経済を回しても良い、くらいのスタンスで国を作り直したらどうかな。まあ、今あるインフラはとても維持してゆけなくなるだろうから、それらをいかに無害化処分するかも含めて・・・

posted by jakiswede at 00:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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