jaki’s homepageを約7年ぶりに更新しました。思い切ってHTMLタグを直接編集しました。プログラマーでもないのにそんな暴挙に出た理由は、もうマック対応のアプリケーションに振り回されるのが嫌だったからです。どんなに便利なものでも、サポートが終了してしまえばメンテナンスもできませんし、新しいアプリケーションで読み直すと不具合が続発します。しかも、ただ見栄えを良くするためだけに生成されるコードが膨大で、その見せ方の技術が高度になればなるほどサイトの構成が複雑になり、自分のサイトのどこに何が書いてあるのか見つけ出すのにとんでもない労力がかかります。ファイルが重くなりすぎるのを嫌ってサーバ依存のサイトを作っても、結局そこがサービスを終了して仕舞えば全ての苦労が水の泡です。自分のものは自分の手の内になければ気が済まない性格なので、もうこれ以上振り回されるのはごめんなのです。
私のサイトごときに特別な技術は必要ありません。それぞれのページにわかりやすくご案内できれば事足ります。従って、ハイパー・リンクとフレーム・セット、ロール・オーバー、あとはせいぜいテーブルくらいで用が足せます。要は内容です。レイアウトに凝る時間があったら文章の校正に使いたいのです。今回の更新は、アプリケーションに依存した記述を全て、シンプルで自分に分かりやすいタグに書き換え、全体のリンクを見直してソース・コードを大幅に削減しました。これにより、サポートされなくなった技術で書かれたために破綻していたリンクやレイアウトや内容をきちんと表示させることができ、同時に文面に関する明らかな事実誤認や誤植の訂正ができました。また、主要な作品である『地震をめぐる空想』と『ザイール・ヤ・バココ』はオリジナルの状態に戻すことにしました。
実はこの二つの作品は、かつて、とある出版社より刊行に向けて編集が行なわれていたのですが、私の文章の長いことが問題になり、一行か二行ごとに改行を入れるように求められたのです。私は嫌々従いましたが、本来、文章というものはスピード感が大切だと思っています。一気に畳み掛けるには矢継ぎ早に言葉を連発した方が良い。改行が多くなってしまうと、いちいち息継ぎが入るし、どこからどこまでが一塊の話だったのかがわかりにくくなります。だからこの期にこれを元に戻しました。
もうひとつ、かつて.Macというサーバがあったときに、マック・ユーザ向けにセットで提供されていたiWebというアプリケーションがあったのですが、これで作ったものに「ピリピリ公式ホームページ」というものがありました。私のホームページも.Mac上にあったのですが、程なくしてそのサービスは終了、iWebで作られたサイトも、移転はできても更新ができなくなっていました。移転に伴いリンクを書き換える必要がありましたが、それすらできませんでした。しかも、iWebというものは、自分の書いたものが、どの階層のなんというフォルダにどんなファイル名で保存されているのか全くわからない仕組みになっていましたので、これを編集することを断念し、全て私のホームページの形式と統合しました。レイアウトは素っ気なくなりましたが、内容やリンクの破綻は解消されました。
まあ、そんなこんなで長年の懸案をひとつ片付けましたので、在宅で時間を持て余しておられる方がおられましたら、これにアクセスしてあちこちリンクをクリックしてみてください。私の方での動作確認は終わりましたが、他の環境でどのように動作するのかが検証できていませんので、もしお気づきのことがありましたら、お知らせいただければ幸いに思います。ページの下のほうに入口が並んでます。そこから入られたら、今度は上のほうに、続いて左の方にメニューが並んでますので、暇つぶしにどうぞ。
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