2020年07月23日

20200723 Talking Heads: Naked



Talking Heads: Naked (LP, Sire ‎– 9-25654-1, 1988, US)

Blind 4:58
Mr. Jones 4:18
Totally Nude 4:03
Ruby Dear 3:48
(Nothing But) Flowers 5:14

The Democratic Circus 5:01
The Facts Of Life 6:26
Mommy Daddy You And I 3:58
Big Daddy 4:01
Cool Water 5:08

David Byrne (vo., g.)
Jerry Harrison (g., vo.)
Alex Weir (g., vo.)
Bernie Worrell, Jerry Harrison (key.)
Tina Weymouth (b., vo.)
Chris Frantz (dr.)
... and so many guests

 だいぶ外野が五月蠅いみたいやけど雨ばっかりざあざあざあざあ降りやがるし表は四連休で行き場のないガキどもが待ち構えとるから、こーゆーときこそ好きな音楽を聴き続けながら暮らそう。Talking Headsは全部カッコエエんやが、やはりなんといっても彼らの実質的なラスト・アルバム、パンクからファンクへ、そしていわば脱国境音楽へ・・・当時のロック・ファンはかなりの割合で、この同じ轍を踏んで人生を棒に振ったはずだ。あるものは後先のことを全く考えもせずに両手を上げてわぁぁぁぁっと飛び込んだ。またあるものは知性の裏付けがあるから、わぁぁぁぁっ・・・ではなくて裏に冷静な計算と緻密な構築があった。おれたちにそんなもののあるはずはなかった。しかし、俺たちのほうが早かった !! Karly ChockersのほうがTalkin Headsより2年ばかり早かったんだ嘘じゃない !! あの当時、みんな等しくこのようなことに関心を持ってこのような音を求めて、それがロックだったりパンクだったりブラックだったり、そこから発展してレゲエだったりサルサだったりアフロだったりしたもんだ。だからそれらの音楽にあまり区別はない。もちろんホンモノには敵わないが、面白おかしく演奏できる。それで良いんだ。楽しむためにあるんだから。もちろん我々のように飛び込んだ濁流の坩堝で溺れ死んでしまうのも良いし、Talking Headsのように、クールに知性的に、しかし情熱的に完成されたカッコエエ演奏がこの世に残されることは素晴らしい。でもな、いわせてもらうがKarly Chockersのほうが2年も早かったんだ。しかも後半のギター・ソロ、俺たちならもっとカッコよく演奏してやる嘘じゃない。「そうかお前らもやっぱりこの道来たか」とほくそ笑んだという意味で、人生の天気に自信を持てた一枚。なんの根拠もない自信を俺たちに植え付けてくれた師匠プロフェッサー・ピリピリの12回目の盆に改装オープンが間に合った「ピリピリ公式ホームページ」とともに、音楽に乾杯 !!

http://jakiswede.com/2music/21acts/219pilipili/2190pilipili_fr.html
posted by jakiswede at 00:00| Comment(0) | 変態的音楽遍歴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。