赤米「神丹穂」のアルビーノも穂が出た。この小さな畑もたらいまわしの対象となった。この畑は、前任者からゴミだらけの状態で返されたものを、私が掃除してここまで使えるように戻したのである。その向こうに見える立木は、また例の立木問題で人殺し呼ばわりまでされた田んぼである。結局、これらの農地は、そのままでは使えなかったものを、私が自分で使わせてもらえると期待したがために、苦労して使える状態に戻したのである。戻した途端に取り上げられる。このような目に何度遭わされてきただろうか。自分が地主でない以上、農地を借りて百姓をする限りは致し方のないこととは言え、あまりにも無体なことではないだろうか。「お前らの好きにさせるくらいやったら草ぼうぼうになった方がマシや」結局、土地持ちの本音は、またしてもそうであったと言わざるを得ない。とりあえず、冬越し野菜の大根・白菜・玉ねぎ・ニンニク・ソラマメ・エンドウのために、たらい回しでここを使うことになった人になんとかお願いして、半分だけ場所を確保した。
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