新しく借りる農地も事情があってすぐに使えないことがわかり、来年のパン用小麦を蒔く場所が確定しないので、年末で返すと表明した畑の一部を半年だけ借りることにした。色々葛藤があり紆余曲折があり、迷ったり揉めたりしたが背に腹は替えられず、不本意ながら全体を耕し、除草して土を露出させ、溝を切って種をすじまきにして覆土鎮圧した。「やりゃできるやん」と遠巻きに眺める村人の視線に耐えつつ、心の中で舌打ちをする。「アホか、できひんからやらんのとちゃうわい、やるべきやないからやらんまでや。」
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