2011年06月02日

20110601 farminhos 6月の予定

 早すぎる梅雨入りと天候不順が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでございましょうか ?? パソコンをメンテナンスする意味で、予防的に部品の交換を依頼したところ、思わぬアンマッチのために、依然として自宅からインターネットに接続できない状態が続いており、ブログの更新はおろかメールの送受信さえままならぬ有様です。パソコン内での作業はできておりますので、必要なことを書きためて、今はネットカフェよりアクセスしております。

 さて、皆様に作業進捗をお送りできない間に、イチゴの収穫・らっきょうの下漬け・梅の塩漬け・味噌と醤油の切り返し・夏野菜の種まきまでは終了しました。また、田んぼの準備も整い、田植えを待つばかりですが、ここのところの日照不足と低温続きで苗の生長が思わしくなく、6/04-05 (土-日) とお知らせしておりました田植えの日程を、一週間先送りすることにします。その分、雨続きで土の状態が最悪ですが、晴れ間をついて畑仕事をピンポイントで入れていきます。ブログを見てお電話にて参加表明をしてくださった方を中心に日程を以下のように決めましたので、ほかの皆様には誠に申し訳ございませんが、ご了承をお願い申し上げます。

 

 6/02 (木) 14:00 ニンニクの収穫・ナス科畝の除草

 6/04 (土) 13:00 タマネギの収穫・インゲンの植え付け・瓜科畝の畝立てと植え付け・イチゴの手入れ

 6/05 (日) 13:00 丹波の黒豆の種まき・ソラマメとエンドウ収穫

 6/09 (木) 10:00 コシヒカリ田代掻き・タマネギとニンニク吊り

 6/11 (土) 10:00 コシヒカリ苗とり・世界の唐辛子植え付け

 6/12 (日) 10:00 コシヒカリ田植え

 6/25 (土) 09:00 晩稲田代掻き (13:00まで)

 6/26 (日) 14:00 晩稲苗とり

 6/27 (月) 10:00 晩稲田植え

 

 なお、当日荒天または数日以内に荒天が予想される場合は変更します。その際は、なるべく事前にご連絡さし上げますが、ネット環境の完全復旧までにはまだ時間がかかると思われますので、なるべくお早めに、お電話での参加表明をお願いします。ご不便をおかけしますが、よろしくお願い申し上げます。

 

 078-985-6550

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2011年05月24日

20110524 farminhosの田植え

各位

脱ネット状態のため、バイト先のWindowsより書き込みしておりますが、
Windows Vistaから私のメール・サーバのme.comを操作するのは、
ほとんどキンシャサ状態ですのであきらめました。
危険を冒して電話番号を公表します。
下記スケジュールで動きますので、参加できる方は電話をください。
不在でも留守電が機能しますので、必ずメッセージを残してください。
ご不便をおかけしますが、よろしくお願いします。

078-985-6550

梅干しとラッキョウの漬け込み時期が参りましたので、予約を募りたいと思います。
毎年使っている農薬・化学肥料不使用の材料です。価格は予定価格です。
鳥取県産ラッキョウ 900円/kg・・・06/04頃入荷予定
和歌山県産南光梅 1,000円/kg・・・06/11頃入荷予定
入荷次第直近の日程で下漬け作業をしたいと思いますので、
ご希望の方は、量目と日程をご連絡ください。
特に、ラッキョウは土付きで来ますので、皮むきが大変です。
締め切りは5/28 (土) です。
一括注文して、材料とも割り勘で行きます。

田植え
6/01 (水) 休み
6/02 (木) コシヒカリ圃場本代掻き
6/03 (金) 苗とり
6/04 (土) 田植え
6/05 (日) ラッキョウ皮むき予定
6/11 (土) 梅仕事
6/12 (日) 加納家山中の田植え (送迎不可)
6/16 (木) インディカ・赤米圃場本代掻き
6/17 (金) 苗とり
6/18 (土) 田植え
6/19 (日) 予備日・中古自転車完全リフォーム講座

上の日程は、苗の生育状況や気候の変動で変更することがあります。
参加ご希望の方は、なるべく早くご連絡ください。
いずれかの田植え関連作業に入っていただけるように段取りさせていただきます。

とりあえずネット復旧までの間、電話連絡にてお願いします。
復旧次第、この記事は削除します。ご不便おかけしますが、どうかよろしく。

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2011年05月22日

20110522 farminhos詳細予定

愛車カリーナちゃんと同時に、かわいいMacBookちゃんも入院してしまいましたので、
現在、脱クルマ脱ネット生活中です (;_;)
入院期間は、いずれも一週間程度の予定で、
ともに大がかりな移植手術を伴うのでリハビリ後の復帰までだいぶかかると思います。
ご不便をおかけします、というかおれが不便ですがご了承ください。
しかし当分の間、ブログは写真なしですよろしく。

farminhos作業予定です。
5/23 (月) 本代掻き
5/24 (火) 夏野菜植え付け 14:00まで
5/25 (水) 夏野菜除草 14:00から
5/26 (木) ソラマメ・エンドウ収穫
5/27-29 (金-日) 休み
5/30-31 (月-火) ニンニク・玉ねぎ収穫
6/01 (水) 休み
6/02 (木) 本代掻き
6/03 (金) 苗とり
6/04 (土) コシヒカリ田植え
6/05 (日) 予備日

気候や苗などの生育状態によって予定は変化しますので、参加ご希望の方は事前に必ずお電話ください。
想定外の出費をカバーするためバイトを増やしますので、
ご希望に添いきれない場合もあるかとは思いますが、なにとぞご理解くださいませ。
よろしくお願い申し上げます。
Itami Masanori
please reply to: jakiswede@mac.com
http://homepage.mac.com/jakiswede

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2011年04月22日

20110422 farminhos 5月の予定

 「穀雨」(4/20) の時節です。アブラナ科の野菜がトウ立ちして菜の花を咲かせています。この時期に降る長雨を「菜種梅雨」と呼びます。この雨が田の土を潤して、田植えの準備をやりやすくしてくれます。異常気象と言われていますが、農業をやっていると案外「二十四節気」の通りに季節が進んでいるのがよくわかります。
 いよいよ田植えの準備が本格化します。田んぼというものがどのように出来ているのか、稲がどのように育つのか、それが米になるまでをトータルに見る事始めです。また、野菜の種蒔きの季節でもあります。芥子粒のような種から立派な野菜が出来ておいしく食べる事を逐一見届ける事は、食べ物を大切にする心を確実に育みます。その心こそが健康な食生活を実現すると、私は思います。化学物質由来の肥料や農薬はいっさい使いませんので、結果は保証できませんが、それも自然との関わりのあり方です。とにかく、鎌と鍬を持って、少しずつやってみましょう。

4/29-30 (金-土) 14:00- 畦補修仕上げ・第一回潅水・アガタ取り・コシヒカリ浸水・夏野菜の種蒔き
 ベランダでも田んぼが出来ます !! 深いバケツを利用して田植えを目指してみませんか ?? 
 ご参加の方には種籾を差し上げますので発芽からやってみましょう。

5/03-05 (火-木) 14:00- 畦塗り・田の畦の水漏れ補修・苗代の準備
 5/02 (月) 八十八夜「二十四節気」のひとつ「八十八夜の別れ霜」といって、
 この頃までは遅霜に注意する必要があると言い伝えられています。
 具体的には、ジャガイモの新芽がちょうど出てくる頃で、これに霜があたると腐って全滅します。
 5/06 (金) 立夏「二十四節気」のひとつ

5/07-08 (土日) 14:00- イチゴ整枝ネット張り・コシヒカリ発芽後種蒔き

5/16 (月) の週 田の雑草対策・第2回代掻き・晩稲浸水・ジャガイモの土寄せ・イチゴ収穫開始
 5/14-15, 21 (土日) 不在
 5/21 (土) 小満「二十四節気」のひとつ 植物の生気が満ちてくる頃で、麦の収穫と田植えの準備直前

5/22 (日) 14:00- ハーブ類の種蒔き・ニンニクの収穫・アブラナ採種・晩稲発芽後種蒔き・味噌と醤油切り返し
 丹波の黒豆味噌・鶴の子大豆味噌・ソラマメ味噌と三種の味噌を漬込んでいますが、
 この切返しで熟成が完了して食べられるようになります。
 ご参加の皆様にはできたての味噌を200gプレゼントします !! 
 今回の味噌は、塩以外は全て自家製です。豆も麹も手作りの貴重品です。旨いよ・・・たぶん。

5/29 (日) インゲンと鶴の子大豆種蒔き・サツマイモ植え付け

6/04-05 (土日) 第3回代掻き・イチゴ畝片付け・トマト芽かき支柱立て
 6/06 (月) 芒種「二十四節気」のひとつ 田植えを始める適期で蛍が飛びはじめる

6/11-12 (土日) コシヒカリ田植え・苗代部分晩稲代掻き
 バケツ田んぼやってみたい方には、苗を差し上げます。
 6/11 (日) 入梅 (雑節) このころ梅雨入り

6/18-19 (土日) 青梅シロップ漬け・らっきょう下漬け・漬け梅塩漬け (梅雨明け7/20ころから逆算して1ヶ月と少し前に漬ける)
  6/22 (水) 夏至「二十四節気」のひとつ

6/25-26 (土日) 晩稲田植え (赤米・黒米・インディカ)

参加費: \2,000/ 1ヶ月 年間割引価格 \20,000/ 12ヶ月

 ただし天候や生育の状態で、日程は変更される可能性が高い。そのときは事前にお知らせします。また、作業が土日に集中していますが、平日しか参加できない方はどうぞご遠慮なくお知らせください。個別対応します。5, 6月については大変忙しいのでお楽しみイベントはお預けですが、7月以降、誰かさんがアフリカから帰って来ると思うので、帰国報告かねてライブをお願いしようかなと思ってます・・・たぶん (^^)

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   伊丹 正典 Itami Masanori
   jakiswede@mac.com
   http://homepage.mac.com/jakiswede
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2011年04月19日

20110419 farminhosの今後について

 Farminhos各位

 

 桜の季節も終わり、夏に向けて米と野菜作りが本格化致します。さて、今回はご相談がありまして皆様にお知らせさせていただきます。単刀直入に申し上げます。これまで友達のよしみで私の畑仕事を無償で手伝ってくださり誠に有り難く思っております。しかしながら、これを誠に僭越ながら有料にしようと思うのです。ただでさえ安くない交通費と時間を費やして来ていただいて、ほとんど何のおもてなしも出来ずにお帰し申し上げているにもかかわらず、さらにカネを盗ろうというのです。これについては賛否両論あろう事は重々承知しておりますが、このままでは私の生活も立ち行かず、私の取り組みも広がる余地が生まれません。生活苦の為に仕事を探し、それに忙殺されるうちに農業がおろそかになる事は、誰の目にも明らかです。私が農業に踏みとどまるには、農作業とそれにまつわる生活のあり方そのものに付加価値を付けて、そこに新しい生活様式のあり方を見いだそうと考えている人が、しかるべき対価を支払って体験を共有できるあり方が望ましいと思います。ことほど左様に、機械や薬を使わない手作り農業だけで生活を成り立たせる事は、現在の社会では非常に困難なのであります。

 以下のように企画しました。これについては、私が転身した当初以来ご協力いただいた皆様からの、忌憚のないご意見をお待ち申し上げております。未だ決定したわけではありませんが、下記に述べますように、これからある程度メンバーを募る範囲を広げて参ろうと考えておりますので、新規に情宣する場合から順次適用して参りたいと思います。

 その内容です。会費を設け月額\2,000とします。年間割引価格は\20,000です。入会や退会は自由とします。会費をお支払いくださった会員の皆様には、メーリング・リストあるいはブログによって、農作業や食品加工の予定や詳細をお知らせします。私は最低でも月1回以上、\2,000の月会費に見合う情報量を持ったイベントを行う事とします。会員の皆様は、私の在宅中であれば、事前連絡の上いつ来ていただいても農作業に参加でき、畑から野菜を採ってともに食事をし、屋敷の母屋で寛いでいただけるものとします。ただし採り尽くした場合は、その期間の月会費の徴収を取りやめます。年会費としてお支払いくださった会員の方には、当該期間の月会費を返金します。つまり理念としては、労力の不足分を手伝っていただいているというスタンスから、カネを盗るに見合うだけの内容ある農業にすることで自己研鑽に励み、その姿を見て生活様式の軸足を考え直す機会にしていただこうというものです。

 さて私の取り組んでいる農業のあり方について、少し書いておきたいと思います。私のやり方は、多分奈良の赤目で自然農法の普及を目指しておられる川口氏の提唱しておられる「自然農法」とほとんど同じだと思います。化学物質由来の農薬や肥料はいっさい使わず、害虫の防除は手や足で、雑草は作物の生長を阻害しそうな場合のみ、抜かずに刈り取ってマルチングに使います。作物を収穫するという事は、土の養分を収奪している事に他ならないので、養分の補充という意味で、収穫残滓は出来る限り醗酵腐食させたうえで土に戻しています。具体的には、刈り取った雑草や、稲藁・籾殻・米ヌカなどから完熟堆肥を作っています。あとは、時を観る判断力と集中力です。種を蒔いて水をやれば、作物は育ちます。人の手は、そんなに必要ではありません。この方法で既に5年以上、野菜については継続的に良い結果が出ました。しかし稲の栽培は今年3年目なので、未だなんともいえません。

 そんな私が何故カネを盗るのか、あの日本を代表する自然農法家の川口氏のところでも、数十年の経験に裏付けられた全ての講習が無料で受けられるというのに、何故お前はカネを盗ろうというのだ ?? ごもっともです。上に述べた事だけでは、この会費が妥当なものかどうか、他に判断材料がない。自然農法家の多くの農場は、無料で見学と受講が出来ます。問題は、そこには受講希望者が集まりすぎて、自分で考えて判断して行くだけの十分な農地が確保できない事と、その農法家の考え方を忠実に実践する事が求められているという事実です。農業が簡単なものでない事は確かですが、このような上意下達のやり方では、気候や風土の異なる環境での判断力が培えるとは考えにくい。私のところでは、全てのノウハウは共有財産であり、とにかくまずは広い農地に対して素手と素足で立ち向かう事によって、農作業の現状を知る事にあります。そのうえでさらに探求したければ、いくらでも農地は確保できます。ただ、現状私の近隣の農地は薬漬けになっていて、すぐに安全な農産物が得られる状態にはない。しかし日本全国が同じ状態であって、ここを救済できなければ問題の解決にはならないと思います。これはひとつの取り組みです。カリスマ的な農法家の先生のところで学ばせていただく事も有意義だとは思いますが、都市生活から抜け出した一人の身近な男の取り組みから、新しい生活様式が開けるかもしれないと考えれば、会費は決して高くないと思います。

 イベントは、主に旬の野菜を収穫して調理して食すること、音楽や講演、味噌や漬け物作りなどの講座とします。内容は、主に日本の暦の上の「二十四節気」を順に追って行く事により、伝統的な暮らしのあり方についてともに考えようとするアプローチです。具体的には、二十四節気に合わせて概ね下記のような作業が適期となりますが、実際には天候や曜日によって変わります。また、下記の日付も自体も、暦によって変わります。作付けは、もっと多品種に渡ります。

 

立春 (02/04) 田んぼの天地返し (前日が節分)

雨水 (02/19) キノコ菌打ち・大根炊き・味噌の切返し

啓蟄 (03/06) 田起こし・乾代掻き・イカナゴの釘煮

春分 (03/21) キャベツ他日常野菜種蒔き・味噌の切返し・醤油麹の育成 (03/24春社日・豊穣祈願)

清明 (04/05) ジャガイモの植付け・醤油もろみ漬け・菜の花づくし (04/17春土用)

穀雨 (04/20) 田の補修・畦きり・畦打ち・コシヒカリ浸水・瓜科野菜種蒔き (菜種梅雨)

立夏 (05/06) 田の入水・代掻き・苗代作り・ナス科野菜種蒔き・ソラマメとエンドウ収穫開始 (05/02 八十八夜) 

小満 (05/21) 田の雑草対策・第2回代掻き・晩稲浸水・ジャガイモの土寄せ・イチゴ収穫開始・ハーブ類種蒔き

芒種 (06/06) コシヒカリ田植え・インゲンと丹波の黒豆種蒔き・サツマイモ植え付け・麦収穫 (06/11入梅)

夏至 (06/21) 晩稲田植え・田の除草・丹波の黒豆植付け・青梅シロップ漬け・漬梅とらっきょう下漬け

小暑 (07/07) コシヒカリ中干し・田の除草・ニンニクとジャガイモ収穫 (半夏生・ 07/20夏土用・そろそろ梅雨明け)

大暑 (07/23) 晩稲中干し・梅干し

立秋 (08/07) コシヒカリ出穂・バジルペースト作り

処暑 (08/23) 大根白菜種蒔き・晩稲出穂・赤シソジュース作り

白露 (09/08) コシヒカリ稲刈り・赤米倒伏対策 (09/20秋社日・収穫感謝)

秋分 (09/23) コシヒカリ脱穀・梅ジャム作り・タマネギ種蒔き

寒露 (10/08) ニンニク植付け・丹波の黒豆枝豆とインゲン収穫開始 (10/21秋土用)

霜降 (10/23) 晩稲稲刈り・サツマイモ収穫・冬の日常野菜種蒔き

立冬 (11/07) 晩稲脱穀・田の鋤上げ・麦の浸水

小雪 (11/22) イチゴ植替え・タマネギ植付け・白菜その他浅漬け・麦の種蒔き

大雪 (12/07) エンドウ・ソラマメの植付け

冬至 (12/22) 味噌の漬込み・麦踏み

小寒 (01/05) キノコのホダ木用原木の切出し・山遊び (01/17冬土用)

大寒 (01/20) キムチの漬込み・来年用キムチ薬念醤漬込み・味噌の切返し

 

 また、これに合わせて試験的にGW期間中、芦屋からの六甲山への登山口「高座の滝」前で毎週土日に行われている日替わりマスター制の「六甲山カフェ」にて、7:00-11:00「cafeminhos」を営業します。メニューは以下の通りで、自家製パンと朝がゆが中心です。店で利益を得ようとする事よりも、山に興味ある人たちという、ちょっと都市生活から離れた時間を楽しむ人たちと話す事によって、農作業を中心に据えたライフスタイルを都市生活者に提案しつつ、対価として少しだけお金を頂こう、あわよくばその際に、上に申し上げた会員制の「半農半X」的グループfarminhosへの勧誘をもして行きたい。安全な食品作りというコンセプトに共感できる限定的なメンバーによる小さな経済ネットワークの模索です。そしてゆくゆくは、そういう人たちと組んで、私の住む六甲山北麓で「里カフェ」プロジェクト実現を夢見ています。私にとっては、自分が作った農産物を料理として提供する事が出来、作物の有効利用が図られる他、お客様にとっては、都市から田舎暮らしを始めた独りの男と直に対面して、自給的生活の可能性について考える事が出来る訳です。その費用対効果が対価として妥当なものかどうかは、参加者の判断を待ちたいと思います。GW期間中の結果を見て、私が取り組めそうだと判断し、他の日替わりマスター諸氏の賛同が得られれば、10月頃まで毎週開店する事も考えています。これもまたひとつの取り組みです。

 

「cafeminhos @ 六甲山カフェ」4/29-5/05 7:00-11:00 BGMは中世〜ルネサンス期の古楽

モーニング・セット \400

café espresso \350

café cortado \350

café capuchino \400

café capuchinoモーニング・セット \450

朝がゆセット \400 farminhosコシヒカリと季節の付け合わせ6種

cafeminhos天然酵母パン \100/100g量り売り

farminhosコシヒカリ2010 \250/500g

farminhos丹波の黒豆2010 \500/250g

farminhosドクダミ茶 \100/50g

farminhosスギナ茶 \100/50g

 

 さてこれらの取り組みが上手くいくかいかないかは、カフェでどれだけ上がりが取れるか、皆様からどれだけ会費を盗れるかにかかっています。賛同者が増え、カフェで物販がそれなりに売れて行けば輪が広がり、農業に取り組む人が増えれば農地が荒れて行く事を防ぐ事が出来、安全な米や野菜の収量が増えて、少しずつ第三者に供給する事が出来るようになるかもしれません。そうすれば、大阪にほど近いこの場所が、ユニークな産地になります。自然農法的な考え方ではほとんど手作業で作るので、一人が生み出せる農産物は年間で約5人分です。ここを産地とし、ある程度の供給量を確保しようと思えば、どうしても数十人規模での就農者が必要になります。これをかりに日本全国に拡大するとすれば、国民の5人に一人が就農しなければならない計算になります。そんなことは確かに絵空事ですが、例えば化石燃料が手に入らなくなったとしたら、今の日本の農業は壊滅します。そのときに、たとえ一人5人分でも作り方を知っている人間がいれば、生き延びられる人が増えるのではないか、そこにしか持続可能な生活のあり方の答えは見いだせないという悲痛な想いで、私はこのやり方で一年間持ちこたえてみようと思っています。来シーズン無一文になっていたら、さっさと自分一人でまかないきれる規模に縮小して、バイトに出ざるを得ません。では皆様からのご意見をお待ち申し上げております。

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2011年04月16日

20110416 Farminhos

取り急ぎですが、田植えまでの農作業日程をざっと決めましたのでお知らせします。
現在、田起こし・畦補修・畦打ちまでは終了しております。
土・日を基本としますが、平日にご参加されたい方はお知らせください。調整します。

4/23 (土) タケノコ掘り・イチゴに敷き藁・土手の草刈り・味噌と醤油切り返し
4/24 (日) アースデイ奈良サウスUribossaにて参加のため不在 近鉄八木駅前広場・詳細未定
4/30 (土) 乾代掻き・第一回潅水・アガタ取り・コシヒカリ浸水・夏野菜の種蒔き
5/02-05 畦塗り・田の畦の水漏れ補修・苗代の準備・コシヒカリ発芽後種蒔き
 5/02 (月) 八十八夜・5/06 (金) 立夏
5/07-08 (土日) ソラマメ・エンドウ収穫開始・イチゴ整枝ネット張り
5/16 (月) の週 田の雑草対策・第2回代掻き・晩稲浸水・ジャガイモの土寄せ・イチゴ収穫開始
 5/14-15 (土日) 不在のため平日に作業します。
 5/21 (土) 小満
5/22 (日) ハーブ類の種蒔き・ニンニクの収穫・アブラナ採種・晩稲発芽後種蒔き・味噌と醤油切り返し
5/29 (日) インゲンと鶴の子大豆種蒔き・サツマイモ植え付け
6/04-05 (土日) 第3回代掻き・イチゴ畝片付け・トマト芽かき支柱立て
 6/06 (月) 芒種
6/11-12 (土日) コシヒカリ田植え・苗代部分晩稲代掻き
6/18-19 (土日) 青梅シロップ付け・らっきょう下漬け・赤シソジュース作り
 6/22 (水) 夏至
6/25-26 (土日) 晩稲田植え (赤米・黒米・インディカ)
 
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   伊丹 正典 Itami Masanori
   jakiswede@mac.com
   http://homepage.mac.com/jakiswede
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2011年03月31日

20110401 Farminhos作業予定

各位

暑さ寒さも彼岸迄とは言いながら、未だに朝は氷点下の冷え込みに縮んでおりますが、
4月ともなれば、やるべき事はやらねばなりません。
少しMLのメンバーが増えましたので、改めてこの集まりの趣旨 (そんな大層なことない) をご説明申し上げます。

安全な米や野菜を高く売るよりも、作り方を知ってる人を増やす事を目的にしています。
将来的には、この集落で出てくる耕作放棄地での就農と定住者を増やす事を目指しています。
個別の農法については研究していますが、出来るだけ「持ち出さず持ち込まず」を基本に、
放任栽培で食えるだけのものを作り、加工と保存について実践しています。
化学物質由来の農薬や肥料は不使用ですが、近隣の田畑で使用されている分の影響は避けきれません。
収穫物は、出来る限り分け合っていますが、私の食い扶持だけは確保させていただきます。
農作業よりも、自炊による宴に重点を置き、「半農半Musician」的ライフスタイルの確立を目指しています。
ご希望の方のみメールで予定をお送りしていますが、同内容をブログにも掲載しています。
場所は下記リンクをご覧下さい。JR道場駅送迎可能です。


以下、近々の作業予定をご案内します。

4/01 (金) から日曜日にかけて ジャガイモの植え付け
4/04 (月) の週 堆肥の切り返しと瓜科の畝への施肥
4/11 (月) の週 田んぼの荒掻き インディカ・黒・赤の各稲の区分けの土手を作ります。重労働。

また今年は、出来れば月一回ずつ農作業後に収穫した野菜を使ってみんなで料理し、
音楽を楽しむ宴なるものを開催して参りたいと存じます。
ノーギャラですが、田んぼに水を入れる前なら田んぼで宴っても良し、
梅雨の頃なら座敷で庭に降る雨を眺めながらも良し。
来月やってみようと思われる方のエントリーをお待ちしておりますが、直接お願いするかもよ。

我々の多くはミュージシャンでございますので、音楽的立場から地震の被災者に支援をしたいと思い、
かねてより試作を続けて参りました「自動車のワイパー・ブレードを使った親指ピアノ」を、
少しずつみんなで作って、おもちゃとして送ろうと考えています。
独りでちまちま楽しんでいただくも良し、何人かで合奏を試みるもまた良しという事で・・・
更迭の焼き入れ・焼き慣らしのノウハウをお持ちの方、お知らせください。
あわせて、手作りカホン・ビリンバウ・レインメーカーなど、
野山で取れる廃材利用楽器のワークショップもやります。

4月よりバイトを入れます関係上、作業できる日程が限られて参りますが、
出来るだけ調整しますので、関心おありの方とにかく体験してみたい方は、どうぞお気軽にご連絡ください。

よろしくお願い申し上げます。


・‥…━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥・
   伊丹 正典 Itami Masanori
   jakiswede@mac.com
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2011年03月01日

20110303 Farminhos連絡

暖かくなったり寒くなったりで体調の行ったり来たりですが、
遅れておりました今年のイカナゴ漁の解禁日が明後日3月3日と決定されました。
当日は早起きして垂水へ初物を買いに行きます。
今年は海水温が低かったので成長が遅い・・・
ということは、ほんのりと春らしい風味のイカナゴが期待できるというわけで、
しかも試験曵きの結果を見ておりますと、漁獲量が多めという事ですので、
価格も落ち着いて来るのではないかと期待しております。
私は4kg購入しますが、一緒に炊いてみたい方はお知らせください。
午前中には戻って炊きはじめます。
出来れば自力で来ていただきたいが、どうしても無理ならJR道場駅までお迎えに上がります。
当日、同時にキノコの菌の打ち込みをします。
大した作業ではないのですが、一人だと不安定なので手伝っていただければ助かります。

今シーズンは、コシヒカリとともに、念願のインディカ米の栽培を始めようと思います。
また、稲刈り後は自家製パンの為の小麦の栽培を始めます。
もう少し暖かくなったら醤油を仕込みます。
野菜やハーブ類の栽培ご希望があれば検討します。
大豆や小麦は手に入りにくくなるかもしれないので、極力自給しようと思っています。
買って来た材料で奇麗な料理を作るのも素晴らしい事ですが、
収穫残滓を残さない食生活のあり方を実践して行こうと思っています。
それから、近所の雑木林を使わせてもらえる事にもなりましたので、
山仕事のしたい人や、遊べるアイディアなどお待ちしています。
桜の咲く頃に、水を入れる前の田んぼで酒盛りなどしませんか・・・??

以上、参加ご希望の方からのご連絡をお待ち申し上げております。
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2011年02月02日

201102-03 Farminhos連絡

各位

明日は節分、明後日は立春。
強烈な寒さも和らいで、やっぱり季節は暦通りに動いてるようです。

なかなか手強かった米麹作りもなんとかクリアしたので、本日丹波の黒豆味噌第一弾を仕込みました。
続けて鶴の子大豆・ソラマメの味噌を、米麹と麦麹で仕込んで参ろうと思います。
やってみたい方がおられましたらご連絡ください。
あわせて、2月中に白菜キムチ最終漬け込みと来シーズン用薬念醤作り、
キノコの菌打ち、月末以降にイカナゴの釘煮と醤油漬込み実験をやります。
だいたい次のような日程でいきますので、参加ご希望の方はお知らせください。
細かいことは個別にお伝えします。
たくさん作った方が出来が良いものばかりですので・・・

2/05 (土) 石窯パンを焼くかい ?? 天然酵母パン職人がウチの石窯を借りに来ますので便乗して下さい。
2/07 (月) の週 白菜キムチ第三弾 (最終) 漬込み
2/14 (月) の週 キノコの菌打ち・仮伏せ
2/21 (月) の週 来シーズン用キムチ薬念醤作り
2/28 (月) の週 たぶんイカナゴ解禁 !! 釘煮作り
3/07 (月) の週 丹波の黒豆醤油漬込み実験

春は名のみの風の寒さや・・・
posted by jakiswede at 22:37| Comment(0) | farminhos | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月21日

20110121 Farminhosこれからの予定

各位

寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか ??
寒のうちに、来シーズンの米作りの準備の手始めとして、
田んぼの天地返しというのをやります。
昨シーズン終了時に、稲刈り後の田んぼの草刈りをして、
切り藁と米ぬかを鋤き込んで畝立てをした状態が現状でありますが、
コレをもう一度混ぜ合わせ、肥料分の熟成を促し、
寒気によって雑草の種と害虫の卵を挫く狙いがあります。
全体に米ぬかを散布し、耕耘機で田んぼ全体を鋤き回るので、
もしご経験されたい方がおられればご連絡ください。
溝切り鍬仕事や草刈りもやります。節分までをめどにしております。
寒い中での辛い仕事になりますが、ご連絡お待ちしております。

つづいて、2月に入りますと、キノコの菌の植え付け・手作り味噌の漬込み (数種類やります)・キムチ第三弾
3月は、醤油の漬込み・ジャガイモの植え付け・・・と続きます。
具体的な事が決まり次第、またご連絡させていただきます。

PS. 友人の一人が脱サラして就農したいとの相談を受けています。
もしお知り合いで空き農家情報をお持ちの方がおられれば、
情報のご提供よろしくお願い申し上げます。

posted by jakiswede at 11:30| Comment(0) | farminhos | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする