2012年10月18日

20121015 コシヒカリ臼摺

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 籾摺あるいは臼摺ともいう。籾から玄米にする工程である。赤道直下のコンゴを旅行していたとき、日本風の田んぼの広がるところを農夫と歩いていて、彼と「玄米」のことが通じないので怪訝に思っていたのだが、よく話すうちにコンゴでは年中米が採れるので米は生鮮食品であって、籾を精米して直接白米にすることがわかった。白米というのは、いわば米の全裸の状態であって、玄米というのはまだ脱がされてはおらず、米が年に一度しか採れない日本のような国で、米を年間保存するのに都合の良い状態なのである。臼摺という言葉が残っているのは、この工程を行うにあたって、籾を大きな臼に入れて、十字にかけた棒を男が4n人がかりで、あるいは牛がゴトゴトと回して籾を外し、それを箕などで掃除して食用に帰したことの名残である。


 


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 ここで米を作りはじめた頃、手作業にこだわって一切機械を使わずにしたことがある。脱穀まではなんとかなるのだが、この籾摺だけはどうにも上手く行かない。一升瓶に入れて棒で突くのだと聞いてそうしてみたが、突いても衝いても搗いても撞いても突いても衝いても搗いても撞いても突いても衝いても搗いても撞いても突いても衝いても搗いても撞いても突いても衝いても搗いても撞いても突いても衝いても搗いても撞いても突いても衝いても搗いても撞いても突いても衝いても搗いても撞いても突いても衝いても搗いても撞いても突いても衝いても搗いても撞いても突いても衝いても搗いても撞いても突いても衝いても搗いても撞いても突いても衝いても搗いても撞いても突いても衝いても搗いても撞いても突いても衝いても搗いても撞いても突いても衝いても搗いても撞いても突いても衝いても搗いても撞いても突いても衝いても搗いても撞いても突いても衝いても搗いても撞いても突いても衝いても搗いても撞いても突いても衝いても搗いても撞いても突いても衝いても搗いても撞いても突いても衝いても搗いても撞いても突いても衝いても搗いても撞いても突いても衝いても搗いても撞いても突いても衝いても搗いても撞いてもやっと出来る量は微々たるものでゴミもくずも一緒くたに出て来るしせっかくの米はたくさん割れてしまうしそれを籾殻と玄米に分けるのがまた大変、結局機械に頼ったのであった。左の投入口から籾を入れると、機械の中のダクトを吹いている風の圧力で、一旦機械上部のタンクに集められ、そこからこのような、わずかに警手の撞いた横に振動する板の上に一定量ずつ流し込まれる。画面左手が籾の状態で、これは左手の排出口から下部にある摺器へ送られ、微妙なタッチでこすられることによってイッて・・・失礼、籾殻が外れてそれは風で別系統へ飛ばされる。この段階ではまだ完全にすられた玄米と籾が混在しているので、これらはタンクへ循環し、また板に戻って来る。板の傾斜によって徐々に重さによって玄米と籾が分別され、玄米は右に寄せられ、籾は左手の排出口から下部にある摺器へ送られ、微妙なタッチでこすられることによってイッて・・・失礼、籾殻が外れてそれは風で別系統へ飛ばされる。この段階ではまだ完全にすられた玄米と籾が混在しているので、これらはタンクへ循環し、また板に戻って来る。板の傾斜によって徐々に重さによって玄米と籾が分別され、玄米は右に寄せられ、籾は左手の排出口から下部にある摺器へ送られ、微妙なタッチでこすられることによってイッて・・・失礼、籾殻が外れてそれは風で別系統へ飛ばされる。この段階ではまだ完全にすられた玄米と籾が混在しているので、これらはタンクへ循環し、また板に戻って来る。板の傾斜によって徐々に重さによって玄米と籾が分別され、玄米は右に寄せられ、籾は左手の排出口から下部にある摺器へ送られ、微妙なタッチでこすられることによってイッて・・・失礼、籾殻が外れてそれは風で別系統へ飛ばされる。この段階ではまだ完全にすられた玄米と籾が混在しているので、これらはタンクへ循環し、また板に戻って来る。板の傾斜によって徐々に重さによって玄米と籾が分別され、玄米は右に寄せられ、籾は左手の排出口から下部にある摺器へ送られ、微妙なタッチでこすられることによってイッて・・・失礼、籾殻が外れてそれは風で別系統へ飛ばされる。この段階ではまだ完全にすられた玄米と籾が混在しているので、これらはタンクへ循環し、また板に戻って来る。板の傾斜によって徐々に重さによって玄米と籾が分別され、玄米は右に寄せられ、籾は左手の排出口から下部にある摺器へ送られ、微妙なタッチでこすられることによってイッて・・・失礼、籾殻が外れてそれは風で別系統へ飛ばされる。この段階ではまだ完全にすられた玄米と籾が混在しているので、これらはタンクへ循環し、また板に戻って来る。板の傾斜によって徐々に重さによって玄米と籾が分別され、玄米は右に寄せられ、籾は左手の排出口から下部にある摺器へ送られ、微妙なタッチでこすられることによってイッて・・・失礼、籾殻が外れてそれは風で別系統へ飛ばされる。この段階ではまだ完全にすられた玄米と籾が混在しているので、これらはタンクへ循環し、また板に戻って来る。板の傾斜によって徐々に重さによって玄米と籾が分別され、玄米は右に寄せられ、籾は左手の排出口から下部にある摺器へ送られ、微妙なタッチでこすられることによってイッてアアアアアアッ・・・失礼、籾殻が外れてそれは風で別系統へ飛ばされる。この段階ではまだ完全にすられた玄米と籾が混在しているので、これらはタンクへ循環し、また板に戻って来る。板の傾斜によって徐々に重さによって玄米と籾が分別され、玄米は右に寄せられて右から排泄・・・失礼、排出されるのである。

 


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 排出口には千石通しという一種のふるいがつけられていて、ここで割れた米やのぞききれなかったゴミが振り落とされる。


 

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 一方、摺器で微妙なタッチでこすられることによってイッてしまっ・・・失礼、籾から外れた殻は風で別系統へ飛ばされるのだがそのイキ着く先がここである。籾殻は土の排水性を良くする効果があるから、これをこのような大きな編み目の袋に集めて再利用する。ううむ・・・やはり不作である。昨年実績120kgに対して100kg強・・・(`へ'っ・・・

 


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20121013 脱穀

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20121013 稲刈り

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2012年10月12日

20121011 farminhos連絡

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 farminhos連絡です。これを読まれた方は事前にご連絡いただいた上で積極的に参加してください。一週間以内で希望者があった場合、黒米の脱穀を、足踏み脱穀機と唐箕選別という手作業でやりますので、ご希望の方はどうぞ。その後、10/26以降に晩稲の稲刈り、その3週間後に脱穀と籾摺をします。では新畑の観察。畝番号でいきます。1、大根成育中、要間引き、要除草。2、左に同じ、しかし手前側は雑草に負けて枯死、育苗したポット苗を用意しておくので植え付けてください。3、ナス科成育中、収穫可能、要除草と手入れ。


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 4、タカキビの彦生えが成育中、要観察。5、アマランサス収穫待ち。6、日常野菜成育中、作業後に散水してください。


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 7-9、ウリ科、放置してください。私が採るので収穫不可。とっちゃだめ !!


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 10-11、夏の日常野菜の採り遅れが成育中、チンゲンサイやベンリナ収穫してください。ここを整地してニンニクとタマネギを植えます。ニンニクは9の奥を前もって整地しておきますので、植え付けを完了してください。12、手前のオクラ収穫してください、実を採ったら必ず下葉を落としてください。その向こうにアブラナ科成育中、間引きしてください。


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 13のインゲンは収穫不可、その奥の小豆、15の大豆は収穫してください。14は空いています。


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 16の手前でタマネギを発芽させていますので注意してください。その奥と17のサツマイモは適宜収穫してください。18の手前にイチゴがありますので、気をつけて苗出しおよび子株孫株の養生をしてください。わかりにくければ放置してください。その隣に里芋がありますが、これはまだです。

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20121011 秋の不思議

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 オクラの種を採る。


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 堆肥置き場脇の冬瓜がさらに結実し生長。


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 道路にこぼれたゴボウの種が発芽して成育中、その脇ではイタリアン・パセリの姿も・・・

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20121007 ニンニクの植え付け

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 ニンニクの植え付け。種ニンニクは青森産の高級品、基本的にひとかけずつに割って植え付けるのだが、分蘗が途中で止まっているものは、無理にはがさずに芽が出た段階で掻き取る方が結果が良い。株間15cm、深さ5cm。

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20121005 収穫の秋

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 金曜日は「山カフェ」仕込みの日なので、朝からパンの用意をしている。気温が下がってきたので、このように保温している。


 


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 いろいろ収穫しておいたものを片付けて行く。これはレモングラスの葉、刻んで茶にする。


 


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 昨年の正月に仕込んだ椎茸とヒラタケのホダ木、夏を二つ越した秋から収穫が始まるというのだが・・・


 


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 私の畑では、高価な丹波の黒豆は田んぼの畦で全く放任できるのだが、鶴の子大豆はどんなに気を遣ってもこのようなクズ豆しか採れない。だから全部枝豆の時期に喰ってしまうのだ。


 


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20121004 秋の畑の観察

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 畑の観察。イチゴの周囲は、なるべく除草してランナーの成長を促している。小さくて元気そうな子株孫株を定植する。


 


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 イチゴ畝とその隣は、イチゴの移植後にそろそろ麦を蒔く。写真はそのさらに隣のウリ科の2畝、右手前はタマネギの発芽を促していて、左は、冬に向けて日常アブラナ科の野菜の苗を定植した。


 


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 ナス科の畝を飛ばして大根の現状を見る。間引きを終えると俄然成長が著しい。左手前は旺盛なオクラ。その向こう2畝はサツマイモ。


 


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 辛味大根を間引いていたらもう太りはじめている。


 


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 サツマイモ2畝を飛ばしてインゲンの畝、春に蒔いたものはほぼ終了し、夏に蒔いた「七夕豆」が青々と茂る。一部は結実している。


 


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 その隣は大豆が植わっていたが、枝豆として全部食べてしまったので、少し施肥した上でニンニクを植え付けるべく整地する。


 


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 その畝の奥で自然発芽したナスの結実、立派なもんや。


 


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 その隣は8月末に種蒔きして定植した白菜。みそ麹作りに失敗して転用したぼかし肥料と菜種油粕を混ぜたものを気持ち多めに施しておいたら、例年になく大きく成長している。


 


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 ハーブ園を飛ばして堆肥ダメの脇に発芽して急成長している冬瓜、既にいくつか収穫し、ぱっと見ただけでも5つほどが成育中。いやんもう、かわいらしい・・・徒花に惑わされるなよ・・・


 


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 10月下旬に刈り取り予定のインディカ米の状態。


 


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 畦の丹波の黒豆は、枝豆としての最盛期に入りつつある。そいつを収穫して豆を外していたら、はさみでバッタをまっぷたつに切ってしまった。上半身だけになったバッタは、それでも前足だけで前へ進もうとした。


 


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2012年10月05日

20121003 稲刈り

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 黒米の稲刈り。イナゴの害か、茎が途中で折れて地を這う稲穂が多い。


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 右となりが晩稲なので、境目に近い部分はじゅるい。


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posted by jakiswede at 00:48| Comment(0) | 農作業食品加工日誌2012 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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