2013年12月08日

20131106 インディカ脱穀

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 意外と人力でもなんとかなるもんや。
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20131105 循環式精米機

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 晩稲の脱穀である。先ずは少量なので赤米を足踏み脱穀。


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 充分に乾いていたとみえ、籾は見事に離れて落ちた。この赤米は長い見事な芒を持つ。


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 これを籾摺り機にかけると、野木が風選のダクトに詰まって機械が故障するので、このような循環式精米機の出番となる。


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 この精米機は籾から白米にまで仕上げることが出来るが、構造上、少なくとも10kg程度を入れる必要があり、それを白米にするには数時間かかる。常に少しずつ擦られるので、籾・玄米・白米は混在して高温となり、私の食感では味が落ちる。そこで私はこの機械で芒だけを落とすのである。籾摺り機を動作させて投入口から籾を入れると、籾は画面右から下部へ吸い込まれてゆき、左手に押し出されてあがってくる。


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 そこには網のついた開口部があって、芒や籾殻やゴミが粉砕されて落ちる。


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 画面上が機械にかける前、下が後である。この状態であれば、普通の籾と変わらないので、籾摺り機にかけても問題ない。


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 精米機にかけてしばらく、芒がほどよく取れたら、排出口を開けて籾を排出する。


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 構造はいたってシンプルである。投入口の上から見たところ、画面右手の口から籾が吸い込まれて行くが、この中にミンサーのような螺旋状の摺り棒が回転していて、それは籾を擦りながら右から左へと送りだす。舌のように見えるスライダーは、レバー操作で吸い込み量を加減できるようになっている。摺られた籾殻や糠やゴミは粉砕されて底の開口部へ落ち、もみは左手の口から投入口へ循環してくる。それで循環式精米機というのである。左手についている押さえ金具は、これもレバー操作で上下に動き、戻ってくる籾の量を加減できる。つまり、金具を押し下げる位置でレバーを固定しておけば、底部で摺られる時間が長くなって、より圧力がかかる。解放すれば弱められる。これで摺り加減を調整する。投入口には、常に摺られる前のものと摺った後のものが混在するので、この機械は、つきっきりで投入口にある籾を撹拌しなければならない。面倒といえば面倒だが、手作業で籾摺をする苦労を思えばありがたいものである。しかも、この機械は動力が外付けになっているので、電気が使えなくなっても、工夫すれば最悪人力で回転させることもできる・・・たぶん・・・


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 螺旋状の回転する摺り機の部分である。排出口を解放して見ている。


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20131014 森のめぐみ

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 毎年楽しみにしている「フルグラ・森のめぐみ」が今年は発売されなかった。この件についてのプレスリリースはなかったようだが、カルビーのサイトを見ても「森のめぐみ」はないので、どうやら発売中止らしい。「森のめぐみ」は、「フルグラ」の秋から冬にかけて販売される季節商品である・・・いや、であった。季節商品にはこの他に、春から夏にかけて販売される「南国トロピカル」があった。写真のものは今年の春に、「南国トロピカル」が配荷されはじめたときに流通在庫として残っていたものを買い集めたもので、もう賞味期限は切れている。しかし、これが最後の一袋・・・カルビーも早まったものだ。シリアル市場は、今や「グラノラ戦争」と呼ばれ、カルビーは日本の加工食品メーカーとしては、閃光のような商品を開発した。それまで私の味覚に合ったシリアルがなく、カルフールが輸入したフランス製のオーガニックなグラノラが辛うじてユーラシアの麦の香りを届けてくれていたが、この「グラノラ」は、それを遙かに凌駕した。もちろん定番の「フルーツ・グラノラ」は、まだ日本人の舌に阿ったところがある。しかし「森のめぐみ」は、そこへメープル・シロップを加えることで一線を超えた。一方、「南国トロピカル」は、ココナッツ風味を効かせることで、反対方向への一線を超えた。これらの季節商品は、発売当初は表記通り「期間限定」であったが、やがて売れ行きが伸びるとともに、半年ずつどちらかが通年存在するようになった。各社、「グラノラ戦争」に乗り遅れまいと、新商品を投入してきたが、いずれも切先が鈍かったり脇が甘かったり大衆に迎合したりしていて、カルビーの敵ではなかった。この3商品は、シリアルの本家「ケロッグ」なみに高かったが、それでも良く売れた。それは、3種類のバリエイションがあってこその売れ行きだった。今年、たぶんなんの予告もなく、カルビーは商品を一本化した。おそらくはコスト削減のためだろう。しかし主役というものは、名脇役があってこそ引き立つのである。カルビーが「フルグラ」を一本化したことにより、バリエイションを楽しんでいた顧客は失望し、他の商品を試すだろう。しかしそこに満足はない。人は「フルグラ」を食べなければ死ぬわけではないから、彼らは他の味覚を求めて離れていくだろう。また、別の顧客は「フルグラ」だけでは飽きてしまい、やはり他社のものに流れる。そこにはかなりの価格差があって、いわば盲目的習慣的に「フルグラ」に手を伸ばしてきた客は、安いPBを買うようになるだろう。ここに「フルグラ」の孤高の神話は崩れ、価格競争が泥沼化する。やがてカルビーはさらなるコスト削減を迫られて「フルグラ」の品質を落とさざるを得なくなる。そうすると、客の「フルグラ」離れに一層の拍車がかかり、せっかく築き上げた牙城を、自らの手で崩してしまうことになるだろう。食品業界で20年近く新規商品の販促で生きてきた眼から見るとそう見える。


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 気を取り直して、行く夏来る秋畑の野菜の天ぷら定食でランチ、夕食は豚段バラと豚足たっぷりのこってりフェイジョアへアヘ・・・・


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20131013 サナギ

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 玄関にサナギが落ちていた。触れると尾を左右に振る。

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20131013 収穫の秋

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 稲刈りを終えた田んぼからコシヒカリの蘖・・・たしかに細い。


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 畑は順調・・・8月末に種蒔きした大根が早くも頭を出してきた。大根作りの秘訣は、ずばり蒔き時と間引きである。


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 堆肥置き場脇のこぼれ種のトマト・・・酸っぱいが土の味がした。


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 日本の夏が苦手のピリピリちゃんもようやく結実。


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 サツマイモ、左がタマユタカ、右が鳴門金時・・・割れないうちに、今年は早めに収穫。


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 菊芋は初めての栽培。茎の枯れたものから採ると思っていたが、枯れているものは芋も出来ていない。試しに未だ生きている株の根元を掘ってみたら、ショウガに似た小さな芋が出来ていた。


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 10/31 サツマイモ収穫。例によってタマユタカは暴れ芋で、株元から遠くに結実しているものや、形や大きさがまちまちで、大変個性に富んでいるが、今年は割れは少なかった。早速cafeminhos名物「白サツマイモの竜田揚げバジルソース添」


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20131006 切干大根を放置

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 昨冬に切り干し大根を作ったのは良いが、食べる機会がなくて夏を過ごしてしまった、開けてみたら案の定虫が湧いていた。のみならず、彼らはこのような素晴らしい膜を与えてくれたのである。ありがたくビビリ楽器に使わせていただくとしよう。


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20131005 晩稲栽培例 (代掻)

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 06/25 一方、インディカと赤米は晩稲であって、これらは麦の収穫を終えてから急ごしらえで畑を田んぼに変える必要があり、水はけの悪い土質では、その都度畝を崩すことになり、このように代掻きをする結果となる。代掻きといっても、水を入れてレーキで表面を均す程度のことだが、これだけでも全く不耕起とは様子が異なる。収穫は、この約2畝の脇田で50kgと例年通りの実りであった。品種は、インディカは「サリークイーン」、赤米は「紅吉兆」である (たぶん) 。画面奥で干しているのは、この部分から収穫したパン用小麦の「ミナミノカオリ」と「ユメシホウ」。


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 07/13 晩稲の場合、代掻きの時期が水生雑草の生涯を決める重要な時期に重なるらしく、通常、中稲の田んぼで悩まされるような雑草の繁り具合にはならない。


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 08/08 一度軽く除草に入っただけで、ほぼ放任に近い状態でここまで来る。楽である。あとは開花を待ち、様子を見守るのみ。


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 09/13 赤米も順調に開花したので、美しい赤穂を堪能したら、早めに3x3株に区切って支柱を立てる。倒れるからである。


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 10/22 インディカは全く問題なく稲刈りできた。収量も例年通り。刈り取られた跡を見ても雑草の痕跡がそんなにひどくない。


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 10/22 赤米は見事に倒れているが、支柱のおかげで水没を免れている。


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 10/22 こちらも雑草は問題にならない。


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20131005 不耕起ウリ科栽培成功

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 06/08 一方、ウリ科は比較的うまくいった。キュウリやニガウリなどは、蔓が柵を上って葉を一面に繁らせるため、地面に生える草よりも遙かに独占的優位に立てるからであろう。また、地を這うズッキーニも、一旦活着すれば他の草に巻き付きながら大葉を広げて這い進むため、これも優位に立てる。


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 06/17 活着直後のズッキーニは、未だ周囲の草との競合の名残がある。


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 07/13 梅雨明けに夏草の勢いを一旦挫いておき、そこへ脱穀を終えた麦わらを敷いてみた。こうすることで実が過湿によって腐ることを防げると思った。この判断は正しかった。


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 力強く光るこの雄雄しき姿・・・


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 08/08 麦わらのベッドに乗って地這性のウリ科は良く実った。スイカも採れたし、


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 メロンも採れた・・・しかし、無肥料で出来るメロンはちっとも甘くないこともわかった。甘くするには油粕をやれば良いのはわかってる。しかしそれをやると虫が集ってくるので手間がかかる。メロンなど腹の足しにはならんから、これは出来たら天に感謝する程度でいいさ。


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 ブレて申し訳ない。左はトルコの白ズッキーニ、右はバターナッツ、まんなかは多分両者が交配したものであろう、バターナッツ型のズッキーニ。この方が種の処理をせんでええので下ごしらえが楽だ。色さえ気にしなければ、味も歯ごたえもズッキーニ。


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 大根を蒔いたところに匍匐前進してきたヒョウタンをかっ捌いて抜き取って何日か後に咲いた花。このようにウリ科は勢力が強い。オレ毎日この精力を頂いとるはずやのになんでや ??


 

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20131005 不耕起稲作失敗例

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 川口さんの提唱するやり方の不耕起・自然農法を本格的にこの春から始めることにした。米作りについては、結果として約4畝で例年120kg程度採れる筈のところ、たった10kgの収穫に終ったので全滅といってよい。最大の敗因はコシヒカリで不耕起栽培をしたことだ。不耕起を決意する前にコシヒカリの種籾を手配してしまっていたからだが、コシヒカリという品種は、資財投入型の農業、すなわち農薬・化学肥料・大型機械を使って、大規模に安定的に、しかも日本人の現代の流行の味覚に合った米を作る目的で改良が重ねられて出来たもので、言い換えれば箱入り娘だ。特に今年2013年は、コシヒカリの登熟期に台風や豪雨が重なって、私の近隣ではほとんどの田んぼでこれが倒伏した。名前に反して極めて腰の弱い品種といえる。これを不耕起の田んぼで栽培しようということは、箱入り娘をジャングルに裸のまま置き去りにするようなものであって、その細い御身足は硬い地面にくずおれ、柔肌は生い茂る他の草に舐め尽くされ、産毛に包まれたデリケートな部分が虫や鳥たちに恣にされた。しかしそれは考えてみれば当然のことだった。


 私という人間が、なんぼヤッてみんとわからん性格とはいえ、日頃から中東やコーカサスの紛争を聞いては「美女を無駄遣いすんな」と憤慨してるくせに、きちんと育ててやれば箔も着こうという花を徒に全滅させてしまった過失は真に許しがたい。しかし百聞は一見に如かず、失敗したとはいえそれは結果であって、その結果に行き着くまでのプロセスにおいて、多くの興味深い様子を観察することが出来た。これらはヤッてみないとわからんのであって、足を踏み外すことの出来ないプロの農家のご参考になれば幸いである。具体的に見ていこう。


 上は2013/05/23、川口さんの本にあった田んぼの準備の写真を見て用意した田植え前の田んぼの状態である。川口さんのやり方によると、田植え前に代掻きをしないのはもちろんのこと、水管理も圃場を完全に水没させるのではなく、上のように適当な間隔を置いて切った溝に水が満ちる程度の半陸稲状態に置くということである。このやり方で試してみる。しかしこれを決意する以前の、昨シーズン稲刈り後と年明けに一度ずつ、田んぼ全体を鋤いてしまっているので、厳密には不耕起とはいえない。来シーズンのための礎である。画面奥はお隣さんの三反田、水がなみなみと張られてある。


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 田植え直前の頃、代掻きをしていないので昨シーズンのこぼれ種が発芽している。これがのちのち意外なことを教えてくれる。種降ろしは例年では4月の下旬に温湯消毒をして催芽し、発芽してから苗代に撒くのであるが、今年は自然農的に直接苗代に撒いた。4/22のことである。しかしここでも私は失敗した。川口さんの方法によるのであれば、苗代作りもそれに倣わなければならなかったのだが、ここをぞんざいにしてしまった。実はこの春は天候が安定せず、寒い日が多かった。低温続きで発芽が例年より遅れ、GWには発芽を見るべきものが5月中旬までずれ込んだ。あわてて圃場の隅を切って代掻きをし、急ごしらえで苗代として蒔き直したが、その後急に気温が上昇して苗も急成長した。6月に入ると蒔き直した部分を含めて苗は5葉に育ち、6/02に苗取りをした。このあたふたもコシヒカリにとっては望むところではなかったはずだ。


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 06/03 ちょっと水の多い畑のような状態のところへ田植えをする。川口さんの田んぼとの違いは、自然農では土が露出せず、土の上におびただしい植物の亡骸やいな藁が積み重なっているのに対し、私の田んぼでは冬までに耕起してしまったのでそれらは土の中に鋤き込まれている点である。代掻きをする一般的な水田では、圃場は泥であって、裸足か地下足袋か、田植え用の足に密着する長靴でないと入れないのだが、不耕起の田んぼは土が硬く、普通の長靴で充分である。田植えも、苗を持って片手でさっさと泥に刺していくわけにはいかず、鎌を持って植える場所の土を切り裂きながら、そこへ苗を差し込んで土で鎮圧していくので、両手を使い大変疲れるし、時間が通常の3倍はかかる。お隣の田んぼは、既に田植えを終えている。大型機械による田植えでは、苗は小さい3葉の状態で植えるので時期は私の田植えより少し早い。しかし種降ろしは標準の暦に従っているので苗そのものの生育はほぼ同じである。コシヒカリは8月の初旬に開花する。成長の状態を測るのはそこからの逆算になるので、田植えの時期よりも種を水に浸けた時期、すなわちそのときとそれからの温度の推移が成長を左右する。


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 06/08 3日がかりで4畝の田植えを終え、水位を上げる。手前は、急ごしらえの蒔き直し苗代の部分である。残っている苗はインディカと赤米である。これらの田植えは脇田に2週間後を予定していて、本田の田植えも一旦待ちとなる。お隣の三反田の苗は活着して色が濃くなっている。


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 07/13 畔に丹波の黒豆を植え、それらとともに成長するコシヒカリ。水際には水生雑草が出ているが中の方は様々な草に覆われている。田植えからここまでは、特に周囲の草に巻かれる状態は見られなかったが、念のため全体を除草している。方法は、地面が硬いので普通の長靴で入り、屈みこんで鎌で雑草の根元を切るのである。つまり両手で行うので、代掻きした田んぼよりも遙かに腰にくるし時間もかかる。5畝の除草にのべ10日かかり、それを2回繰り返す。


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 07/14 一方、これは同じ時期の赤目自然農塾の実習田の状態である。土を覆い尽くしているのは生きた雑草よりも枯れた稲藁など亡骸が多い。品種は赤のもち米であるが、私の作っている品種とは異なるようだ。晩稲であるので写真による単純比較は出来ないが、この時点では大きく外れていなかったものと思われる。


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 08/08 コシヒカリ例年通り順調に開花。もちろん分蘖は少なく草丈も低い。しかしこれ以後は除草に入ることが出来ないので、ここまでにどれほど雑草を押さえることが出来たかが、この後の彼らの命運を決める。抜けば簡単だが、抜くと不耕起にならないのでそこが我慢のしどころである。


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 08/08 こちらは蒔き直した急ごしらえの苗代部分 (画面の右半分) 。この部分は、苗代にするためにほんのすこしレーキで掻き均した。晩稲の田植えを終えたあと、その跡地を除草して田植えをしたのだが、それだけのことで、分蘖も草丈も全く異なるのがよくわかる。開花は遅れ気味だが、一部は開きはじめている。ここだけの比較では、あきらかに不耕起よりも代掻きをした田んぼの方が、稲の生育は良い・・・厳密にいえば、大きくなっている。


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 08/22 穂が垂れはじめる。分蘖が少ないことと、出穂した茎が更に少ないと見られることから、明らかに例年より実りが少ない。除草を絶ってから、暑い夏の日差しを受けて、徐々に雑草が稲を凌いでくるのがわかる。しかし開花後は田に入ることは却って穂を傷めるというので、じっと成り行きを見守るより他にない。コシヒカリと異なる濃い葉の色が所々に散見されると思っていたら・・・


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 09/05 なんとこれらは、こぼれ種から発芽した赤米であった。例年、晩稲を植える脇田では水田裏作に麦を育てるので、赤米やインディカも、コシヒカリを片づけたあとの本田で干すことにしている。だからこぼれ種は毎年あるはずだ。しかし例年は田植えの前に代掻きをするので、こぼれ種は死に絶えるのである。代掻きをするということは、このように田植えをする苗にとって極めて優遇された状態に置く。逆にいうと代掻きによって、ほとんどの種は死に絶える。極めて除草効果が高いことがわかる。


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 09/17 お隣の三反田は先日稲刈りを終えられた。こちらも適期を迎えているが、雑草の繁茂がひどい。稲刈りはこの中に屈みこんで入り、コシヒカリの株元だけを見極めて刈り採って集めていくことになる。


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 09/19 この稲刈りは難航した。なぜなら、場所によっては他の品種の稲や雑草と混在し、このように分蘖した側枝も枯れ落ちて息も絶え絶えに一本だけ稔っているものも多いからである。これらを見分けて刈り取りながら進む。


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 09/19 同じ条件下で品種による生育の違いを見るために、こぼれ種から発芽した他の品種の稲も等間隔に間引きしておいた。この違いを見よ。


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 10/10 やれやれ。これだけ集めても10kgの収穫だったが、教訓の多い米作りでした。来シーズンは品種を変えて、陸稲でもいける、兵庫県に適した品種を捜して、更に不耕起栽培を試してみたいと思います。


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2013年10月26日

20131025 そこで一句

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 早よ取れと 言わんばかりの 柿の色
posted by jakiswede at 00:03| Comment(0) | 農作業食品加工日誌2013 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする