2015年09月15日

20150905 晩稲出穂

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 晩稲の出穂はじまる。赤米「神丹穂」は草丈が高く、膝からくずおれるように倒れるので、腰の辺りで支える為の何らかの方策が必要である。今年はキュウリネットを使ってやってみる。

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 赤穂が出はじめている。

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 こちらは「タイの香り米」・・・一部は開花している。

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2015年09月03日

20150831 恨みの秋雨

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 8月中に畑の除草を完了してしまいたかったのだが、秋雨前線の南下が思ったより早く、東畑を3畝半やったところで長雨に見舞われ中断。大根の種蒔きは、大事を取って先に半分ほど済ませておいたのだが、雨上がりを待つと次の種蒔きがいつになるか解らん。大根というものは、蒔き時が一週間もずれると大きく減収するし、蒔いた直後の種が雨に叩かれると、これまた非常に良くないことを経験により知っている。夏野菜の得意作物の不作に加えて、冬のメインの作物である大根が不作になれば、貯金の底がくっきりと見えてきた状況の中で、移住はおろか夜逃げする自分の姿もくっきりと浮かび上がってくるのだ。そんな悲壮さを他所に、例によって日本の気候と合わないピリピリちゃんは夏が過ぎたというのに、植え付け時とほぼ同じ大きさで成長する兆しも見えない。

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20150827 新畑除草中

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 新畑の除草中。きゅうりはもうあきらめた。15株ほど植えてこれだけネット張って収穫2本 !! ・・・こんなこと初めてや。

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 その隣のカボチャ類の除草、こちらからはゴロゴロとカボチャやバターナッツが出てくるので、土や種や苗が原因ではなさそうや・・・わからん・・・

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 一方、東畑の豆エロエロ・・・失礼、いろいろ畝では、急に四角豆が突出しはじめた。

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 新畑に戻って、白サツマイモと黒インゲンの畝を除草する。ともに成長が極端に悪い。キュウリやニガウリとともに、得意作物が不作だと落ち込むこと夥しい。

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 例年なら畝全体がサツマイモの葉に覆われ、他の草は芽を出すことも出来ないほど抑制されてしまうものだが、今年は稗の海からサツマイモの蔓を見つけだすことすら困難であった。見つけ次第株元まで手繰り、それを一方に倒しておいてた方を除草し、今度は除草した側に蔓を倒してもとの方を刈る。

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2015年08月26日

20150826 作業の果てに

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 シーズン後半の初出荷。

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 今年の田んぼの草管理は、田植え枠一枚幅、7株ごとに2株間の溝を切って、横方向に草を集めて溝に溜めていく方法をとった。水も土もあるので、強い草は息を吹き返して溝に群生する形になるので、それを定期的に崩して裏返して踏み倒し (得意 !!^^) ていく。

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 既に下の方は腐敗して崩れかけており、それを泥の中でほぐすと田んぼのにおいが漂う。茶色く濁った泥が溝の両側の稲の株へと流れ出して、穂肥の効果を期待する。

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 踏み倒した後は、このように嵩もぐっと減る・・・ (・・・)

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 年を重ねるごとに体力が落ちていくのが解るのに、一昨年よりも去年、去年よりも今年と、出来ることが確実に増えている。慣れたからだろうが、忙殺された作業の後でふと田畑を見ると、自分がイメージしているものにだんだん近づいてきているのが解る。

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20150822 シーズン後半

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 リゾート地で寛ぐカネなんてないんで、中庭の草抜きしたついでに友達から貰ったパラソルを立ててリゾート気分・・・アホです・・・

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 盆前に蒔いておいた白菜が発芽しているので慎重に育てる。

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 ニガウリがやっと結実。5月の暑さで発芽は早かったものの、実は大半が枯れ落ちて、二代目がようやく。今年は胡瓜が2本だけ結実して全て枯れ落ち、ズッキーやカボチャ以外のウリ科はほぼ全滅。

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 空心菜が元気なので、日々の食卓に不自由はない。

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2015年08月19日

20150815 盆

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 盆である。神戸北東部の猛暑はコレで乗り切るその3:「山羊のシチュー」・・・ウスイエンドウ・ジャガイモ・ズッキー・オクラ・ナス・トマト・タマネギ・ニンニク・シシトウ・その他、畑の夏野菜・・・そして最後の仕上げは・・・

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 ガーナ産パーム・オイルをたっぷりとドクドクと・・・いやもうこの重苦しい粘り気の強烈な臭いがたまらん。

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 畑では花オクラが開花、デカイ・・・

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 早速てんぷらにして・・・付け合わせはズッキーとナスのてんぶら。

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 盆である。盆には白菜の種を蒔けと言われている。やっと夏になったというのに、もう冬野菜の準備である。まったく、百姓というものはなんでこんなに季節に追い立てられなあかんのや ?? どんどん歳とるん早なるやんけ・・・まあええ、ぼやいてもしゃあない。白菜は、いつもはポット育苗するのだが、余り上手く行ったような気がしないので、今年は直播きにしてみる。田植え枠を縦に使って株間30cmをキープする。ウスイエンドウの跡地、ほぼ無肥料で行くつもりなのでこんくらいでええやろ。
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2015年08月14日

20150811 夏野菜の観察

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 田の除草に2週間も取られてしまって放置された畑の様子である。細かいことはとりあえず新畑の全景、はやくも夏野菜が再び草に飲み込まれようとしている。

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 特に深刻なのが、以前にも写真で比較した白サツマイモと黒インゲンの畝である。盆開けてからしょうか・・・

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 花オクラに蕾・・・

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 こちらは東畑、状況は同じ。野菜の方は、どうやら夏らしい盛り上がって来よった。

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20150808 田の除草一巡目終了

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 終った。暑かった。ここらは都心より5℃程度気温が低く、猛暑日があったとしても3日続けばいい方だったのだが、今年は9日連続し、夜中も気温が下がらず、それだけでも消耗が激しかった。しかしともかく終ったので、しばらく体を休めることにしよう。このすぐあと、強烈な雷雨となった。

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20150806 ミズガヤツリ

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 いつもきまって稲が草に負けてしまうところがある。上の写真の手前中央から左奥にかけて、同じ形状の草の波が、稲を飲み込んでいるように見える。毎年この部分の生育が悪く、特に不耕起を初めてやった年のコケヒカリは、この部分がごっそりと枯れ落ちた。

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 除草してみると、稲が植えた当時の苗の大きさから殆ど成長していないものもある。

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 同じ症状を起している別の部分、これはタイの香り米だが、極端に悪い。

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 犯人はコイツ。ミズガヤツリという、カヤツリグサの一種で、根茎で増殖する多年草である。稲に対する害は非常に強烈であり、抜こうとすると株元でちぎれて根茎は残る。根茎の元となる芋も小さくてちぎれやすく、ちぎればちぎるほど、その破片から発芽して更に増殖するので、取り除くことは非常に難しい。稲との共存も非常に難しいので、ひたすら刈り取るしかない。茎の断面が三角であるので容易に識別出来る。刈り取っても発芽し、生長も早く、場合によっては5日で20cmを超えるので、弱った稲の周囲にあるものは一週間程度で稲を飲み込んでしまう。

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2015年08月06日

20150803 初法師

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 一見、のどかそーに見える田んぼだがよく見ると・・・

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 猛暑続きの炎天下、ひたすら除草作業中だったりして・・・

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 今年は考え方を変えて、思い切って稲以外は全部抜くことにした。これまでは全て刈っていたのだが、本来自然農の考え方としては、土を大切にすることからいわゆる雑草は、抜かずに刈るのである。しかし、そんなことをいってたらこの田んぼの稗は、根元で刈り取ってもすぐに蘖し、早いものは三日で稲を凌駕するのだ。全ての田んぼの除草をするのに、どんなに急いでも二週間、その努力をたったの三日で凌駕されては結果は毎年思い知らされてきたのである。だから抜く。お前ら全部ヌイテこましたるけん覚悟せい。

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 ところが抜くということは、このやうにあらゆる草の根が絡み合った状態で、当然、稲まで抜けてしまうのである。たった一本の稗を抜こうとした為に、4本四方の稲まで抜いてしまうのである。そしてそれを復元する。抜くことは、稲の周囲の土を奪うこと、すなわち稲にとっての養分を奪うことになる。しかし、しかし、稲と競合する草との闘いを目の当たりにすると、これらを刈っていたのでは到底追いつかず、抜かざるを得ない。

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 上の写真が曇っているのはレンズの手入れが悪いからではない。猛烈な熱気と湿気のなせる技である。ここまできたらサクセス・・・じゃなくて、もはや肌を露出しては稲の葉に腕を切られるとか虫にヤラレるとかいっていられない。暑い、暑いのである。カッターの内側につけた保冷剤ではもはや一時間も持たぬ。直接肌に密着させて冷やし続けないと、とてもとても・・・これは腹巻きである。海外旅行の際に、肌身離さず現金を持ち歩く為に作ったものである。腹巻きを半分に折って、適当な幅を持たせて仕切を縫い取ってある。そこへ保冷剤を入れて両脇を冷やす。さすがに低温やけどが怖いのでTシャツの上から、しかしこのままでは作業中にずり落ちるので、釣りバンドで肩から吊っていたら、その様子がブラジャーに似ているらしく、ただでさえ変態扱いされている集落の嫌われ者である私は、なんぼなんでもそれだけはやめといたるわ。

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 稲の色がまだらに見えるのは、旧の水走の溝に雑草を踏み込んだ為に、そこだけで富栄養化したのであろう。しかし一ヶ所だけ気になるところがある・・・

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posted by jakiswede at 16:26| Comment(0) | 農作業食品加工日誌2015 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする