今年は柿が大豊作で、いつも渋柿を採らせてもらってる隣の田んぼの師匠の柿の木もものすごいことになってる。しかも家族は誰も興味がないので全部そのおばあちゃんが採ってるのだが、もう今年は腰が痛うてようせんけ頼むから全部とってえな条件はいつもの通り・・・てミヤコ蝶々かいなほんまにやっとれるかいこっちも稲刈りの段取りで団子なっとるちゅうに。
2017年11月05日
2017年10月23日
2017年10月01日
2017年09月29日
20170929 彼岸花
怒涛の初秋・・・例によって身辺にトラブル続出し、対応に追われ満身創痍・・・しかし、誠意を尽くし理解を求め、身をもって努力する姿を示してさえいれば、やがて状況は改善に向かう。生活の根拠であるこの農地・借家の件も、稲刈りの途中で体調を崩された地主様を誠心誠意お助け申し上げ、雨の直前に一年の稔りを濡らすことなく収納できたことで、ようやく相互理解の糸口をつかんだ。日夜の労働はまことにきついけれども、彼らの配慮があってこそ生かされている自分。疲れ切った我が身を迎える田畑の作物は、その姿形を以て収穫の時を私に伝えてくれ、それによって新たな活力を注入される。自然によってもこうして生かされている自分。ほとんど休まる時のない心身なれども、それに鞭打ってなお走り続けられることに感謝する日々。気候が良くなって来たので、自家製酵母のパン生地もコントロールできるようになりました。秋刀魚はまだ脂がちょっとね・・・玉ねぎの種まき・ニンニクの植え付け・・・初めての黒米「紫黒苑」がようやく出穂。赤米の「神丹穂」は今が見頃。もらって来たトロ箱の匂いを嗅ぎに来た顔見知りのネコは大切な私の天気予報士。大きくなりすぎた四角豆にひき肉を詰めて天ぷらにする。またおいしからずや・・・意識朦朧としつつ食事を調え、野良に出る。今年は彼岸花の満開が二週間くらい遅い。
2017年09月24日
20170924 不幸の手紙
今シーズンスタートと同時に、厳しい現実に引き戻された。音楽三昧の平和な日々は終わった。しかもアンプまで故障して後半はまともに音楽を聴いていない。去年もこんな状況で春を迎えた。こんなことでは百姓も生き腐れだ。さてまた集落から私に対しての苦情だ。誰がやったのかはわからんが、匿名の通報があって、農業委員会が事情を聴きに来た。要するに私の農法や栽培作物が、周囲の農地に悪影響を及ぼしているという内容だ。
第一種農地でありながら栽培作物が極端に少なく、雑草がはびこっている。これは農地の有効利用に反する。いくら利用権設定がなされているとはいえ、作物を流通に出荷せず、個人販売して利益を上げるのは、公共の生産手段の私物化に当たる。既存の農家は、そのために多大な犠牲を払っているのに、新規就農者だからといって特別扱いは許されない。
私のところにやってくる人間が村の風紀を乱す。道の真ん中に車を止めるな (そんなことは一切してないが) 。
地域全体で雑草防除に努めるなかで、私の農地から種が飛散したり這って出たりする雑草や害虫害獣の対策に、近隣農家が負担を強いられるのはおかしい。
外来品種の米や野菜を栽培しているようだが、それが近隣農家の栽培作物に影響を及ぼしかねず、近隣農家がその対策を講じなければならないのはおかしい。特に、長粒米の栽培は、コシヒカリと山田錦の栽培地であるこの一帯に、異種の種を捲き込むことになり、品質の低下が懸念される。
刈草の堆積を中心にした不耕起栽培は、田において代掻きを無くすものだが、それによって田の保水機能が損なわれ、災害時の圃場流出の復旧費用が水利組合から支出されることになれば納得がいかない。
これらが早急に改善されなければ、集落として私の農地利用権更新を認めない判断を下すことになり、もし実害が確認されれば、貸主である地主に対して損害賠償を請求することになる。
やれやれ、だいぶ勉強してきたようだな。いままでの法理論上の欠点を近隣の感情に絡めてごり押しする作戦に出たか。しかし残念ながら全部事実無根で笑止千万や。なんやったらいっこずつ反論しよか長ごなるけど。あんたら全部農協任せにして自分らではなんもせんくせに、なんでたかが1反5畝の農地にそんなに目くじら立てる ?? そんなに他所もんが嫌いか ?? そんなに人を排除したいか ?? そんなことしてなにが楽しい ?? あわれな奴らめ。出て行けというなら出て行くよ、そのかわりカネ出せや。俺はほとんど無一文で自活してるだけや。法律やの人権やのと鬱陶しいことは言わん。そんなもん信じてへんからな。そのかわり出て行ったるさかいカネ出せやカネ、人をどないこないするんやったら所詮カネめでしょうよ。でけんねやったら黙っとれこのイナカモン。
2017年09月03日
20170903 大根蒔種・稲穂孕み
大根の種まき、稲の穗孕み (サリークイーン・豊里) 。季節は、ほぼ毎年正確に時を刻む。サリークイーンは苗の成長が遅いので、今年は許容できるギリギリまで田植えを遅らせてみたが、穂孕みは例年通りなので、田植え7月初旬が限界か。これ以上遅らせると分蘖が少なくなって収量が落ちる。来年は少し種まきを早めて分蘖日数を稼いでみることにする。豊里は全く例年通りの安定した成長と分蘖を見せていて、周りの草などものともせず強靭に成長している。さて9月、昨日で夏休み終了。早くも隣の田んぼで稲刈りが始まった。うちは11月中旬まで引っ張るつもり。おかげさまで稲も野菜も順調。ちょっと生姜が残念だけど、秋ウコンは快調。秋のインゲン類も好調。ウリもナスも、ありがたや・・・2週間放置した田畑をチェックしてから茅葺現場へ向かう。