2018年08月08日

20180808 立秋

Pasted Graphic.tiff

立秋。秋風に、吹かれてたぐる、サツマイモ・・・気温34℃を涼しいと感じるこそ、すでに心頭が滅却されたものと思われ・・・コリアンダーを脱穀した枝で箒を作るなり。掃くほどに、漂いきたる、香りやな。

posted by jakiswede at 00:00| Comment(0) | 農作業食品加工日誌2018 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月01日

20180801 少しは人の迷惑も・・・

Pasted Graphic.tiff

 台風に煽られた隣の施設の備品が飛ばされて田んぼ中に散乱し、稲をなぎ倒してしまった。破片を回収し、茎から折れた稲はできるだけ伸ばして立て直す作業に三日もかかってしまった。これでなんとか持ってくれれば良いが・・・

 長い間畑を放置してしまったので点検。トウモロコシは風に倒されたものと思っていたが、どうも様子がおかしい。鳥に食べられない品種ということで植えてみたが、鳥でなければ獣だ。明らかに引きずり倒して、実の出来かけた房を食いちぎっている。房ごと散乱しているのは、鳥ではない。今年は田んぼもヌートリアが畔に穴を開けまくるので、まさに炎天下のイタチごっこに奔走しているのだが、あるいはこれも奴らの仕業か・・・隣接するバジルをなぎ倒されたくないので、成長中だが一部を残して抜き捨てる。隣接するプロの畑でも、堅固に囲ってある中のトウモロコシがほぼやられてる。鳥ではない。自慢の白ズッキーも、脇芽が出はじめると食いちぎられて、株ばかり大きくなって全く進展しない。他の作物もほぼ全滅に近い。大豆だけはなんとかいけそうだ。

 夏至からひと月以上が経ち、夕刻には秋風も感じられるようになった。19時が暗くなり日も短くなった。土手の大穴から吹き出す水をなんとかし終えてふと隣の田んぼを見ると、なんと薄暗がりの中、三反田のグルリを鎌で草刈りする隣のおばあちゃんの姿が・・・ああ、師匠・・・

Pasted Graphic 1.tiffPasted Graphic 2.tiffPasted Graphic 4.tiffPasted Graphic 5.tiffPasted Graphic 6.tiffPasted Graphic 7.tiffPasted Graphic 8.tiffPasted Graphic 9.tiff

posted by jakiswede at 00:00| Comment(0) | 農作業食品加工日誌2018 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月30日

20180729 台風一過

Pasted Graphic.tiff

台風は過ぎました・雨風もパタリとやみました。だいたい5時間程度、何年かぶりに恐怖を味わうほどの直撃でしたが、実害は、さほどでは・・・なく・・・まあこれから復旧します。西の方、突然風雨が強まるのでご注意あれ。

Pasted Graphic 1.tiffPasted Graphic 2.tiff

posted by jakiswede at 00:00| Comment(0) | 農作業食品加工日誌2018 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月29日

20180726 田の除草終了

Pasted Graphic.tiff

抜けた !! やっと終わった。雨が上がって炎天下の猛暑が始まってからやからきっちり2週間もかかってるわ。大幅に予定を遅らせて田んぼの草取り終了。例年なら梅雨空の天然日傘の下で5日もあれば仕上げて、梅雨明け前に畑も片付けてるとこや。それが全く身に堪える日差しと猛暑で最初の数日間は体が全くついていけず、暑さに慣れても通常の半分以下のペース、しかも三年積んだ古茅の下でランナーを伸ばし、反撃のチャンスを伺っていたセリの猛反撃をまともに食うて両手の爪は剥がれる寸前、おまけに豪雨と猛暑で流れ出た近隣の有機肥料の強烈な悪臭が部屋に充満して休まるところがなく、豚小屋に腐ったチーズの塊を積み上げたような匂いにたまらず窓を閉め切ってサウナ風呂状態のなかで寝起きして、満身創痍を通り越してたぶん全身のタンパク質がだいぶやられとるやろ。しかし考えてみたらこの苦難に立ち向かわざるを得なかったからこそ倒れずに過ごせたのかもしれぬ。もし例年通り草取りに手間もかからなかったら、することがなくて暑さだけが身に堪え、たちまち熱中症にやられてたかもしれぬのだ。しかし感慨にふけっている時間はない。この二週間全く雨が降ってないのだ。ホースで水をやってもたちまち干上がって、野菜どもはほぼ植えた時から成長していない。このまま猛暑と日照りが続けば、今シーズン前半の野菜はほぼ全滅であろう。稲は大丈夫、豆も大丈夫なので、とりあえず食うには食えるが・・・

Pasted Graphic 1.tiffPasted Graphic 2.tiffPasted Graphic 3.tiffPasted Graphic 4.tiffPasted Graphic 5.tiffPasted Graphic 6.tiffPasted Graphic 7.tiffPasted Graphic 8.tiffPasted Graphic 9.tiffPasted Graphic 10.tiffPasted Graphic 11.tiff

posted by jakiswede at 00:00| Comment(0) | 農作業食品加工日誌2018 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月22日

20180722 炎天下の除草

Pasted Graphic.tiff

台風が去って大雨が行ったと思たら平年より10日以上早く梅雨が明けて猛暑が来て・・・例年なら天然の日傘の下で、それでも辛い田んぼの除草、今年はまさかの炎天下、しかも「命に関わるほどの暑さ」、田の水は熱いほどの湯になっていて、稲の高温障害を心配するも、そんなことより自分の命を心配しろよと、ほんまに身の危険を何度も感じつつ、メインの「豊里」田んぼの除草を終わり、あとは「サリークイーン」3畝で実働三日、全部でかれこれ一週間ほどかかることになる。草は全て手でとる。日本人なら誰でも米の飯を食う。今は機械と肥料と農薬で大量生産するが、そんなものがなければこうする以外にない。やらなければやられる。作柄は個人差などあるが、私の場合年間150kg程度。スーパーで買えば安い。それを死ぬほどの思いをしてなぜ手作りにこだわる ?? 答えは一つ。いずれやらなきゃならないときがくるから。体が疲れはてると余計頭が興奮して、暑さが疲労に追い打ちをかける。しかも、実はちょっと言えない事情で、この猛暑のなか、窓を締め切らざるを得ない状況なのだ。平たく言えば「畑の香水」を大量に製造してしまった人があって、それが寝室と台所の窓の直下に大量に蓄積されている。室内温度43℃の中で生活している。保冷剤と体温計が手放せない。眠ると体温が上がって水風呂に飛び込む。冷たい水の飲み過ぎで神経をやられてる。しかし、逃げることはできない。おわらせるまでは・・・

Pasted Graphic 1.tiff

posted by jakiswede at 00:00| Comment(0) | 農作業食品加工日誌2018 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月19日

20180719 quente !!

Pasted Graphic.tiff
日本の夏は俺のフェイジョアーダで乗り切れ !!
posted by jakiswede at 00:00| Comment(0) | 農作業食品加工日誌2018 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月07日

20180707 暴風雨続く

KIF_1238.jpg

これは家の縁を流れる農業用水路に見えるが、実は「沖代川」という立派な河川である。今回の暴風雨は20157月の集中豪雨のときよりも水量としては少ない。あのときはこの石段の上まで水が来て土嚢を積んで敷地への浸水を防いだ。また、三枚目の写真の水路の右手の三枚目の田んぼから下が浸水した。今回は水位がそこまでは上がらなかった。写真画面の見える山手前に有野川と有馬川の合流地点があり、その山の向こうから武庫川が流れ来て、写真の右手の方で合流する。つまり、大雑把に有馬川が南から、有野川が西から、武庫川が北から流れて合流する低地にこの集落がある。80年前の大体同じ日付の頃に阪神大水害があった。これについては私の祖父や三味線のお師匠様から話をよく聞いたものだが、六甲山の南側では大惨事になり、祖父は芦屋や御影などに絶対家は建てたらあかんと言って仁川に居を構えた。お師匠様は子供の頃、長田の苅藻が底なし沼になって人をたくさん飲み込んだ悪夢について琵琶法師のようにおどろおどろしく語って聞かせてくれたものだ。その水害の際に有馬川も氾濫し、この集落の南隣の村にある堰が切れて川砂が田畑に流れ込んで堆積した。今でもちょっと畑を耕すと、その時の砂地が出てくる。避難指示は、武庫川の左岸の三田市側に出たが、右岸のこちら側は避難準備情報にとどまった。避難所といっても、ここではその三本の川の合流する、最も浸水の危険度の高い場所に立つ小学校が避難所なのだ。だから私はそこへは行かなかった。様子を見て高台に逃げるつもりでいたが、特に大きな危険は感じられないまま時はすぎて、風雨は三日ぶりに小康状態になった。いまは西から雷鳴が聞こえ、中程度の雨が降っている。空気は梅雨寒の頃のようにひんやりしている。

KIF_1240.jpgKIF_1241.jpg

posted by jakiswede at 00:00| Comment(0) | 農作業食品加工日誌2018 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

20180707 いかに切り抜けるか

田植えの時期に集中する作業をいかに切り抜けるか・・・体力や経済力のある人は、力に物を言わせて乗り切ることもできようが、そんなもののない私は「切り抜ける」ので精一杯。今年この期間にやった作業をまとめておこう。


06/16 (土) (前日時々雨・本日晴れ時々曇にわか雨の予感) パン生地発酵と焼成・畦塗り・夕方からバイト・作業着洗濯

06/17 (日) (晴れ時々曇) 本田草刈り・神丹穂苗取り・夕方からバイト・天気予報が刻々と変わり、小麦の脱穀と田植えのどちらを先にすべきか大いに迷う。

06/18 (月) (晴れ時々曇にわか雨の予感) 大阪府北部地震 (当地方は震度5弱も体感的には震度3程度) ・神丹穂田植え(1畝)・小麦脱穀 (雨の予感のため中断) ・納屋を片付けて一式を退避・夕方からバイト・作業着洗濯

06/19 (火) (曇) 予報に反して雨にならず納屋から一式を出してセットし直して小麦脱穀・扱残し多く風選を断念して穀物庫に収納・藁を集めて軒下に退避・夕方からバイト・作業着洗濯

06/20 (水) (晴) 夙川と船坂で出荷・週末より長期の雨模様につきタマネギ収穫 (約40kg程度) ・収穫済のニンニクを干す・バイトは休み

06/21 (木) (晴) 週末より長期の雨模様につき畑全体を除草・バイトは休み・作業着洗濯

06/22 (金) (晴) 緑糯と黒田苑の苗取りと田植え(合計1畝)・豊里の苗取り(1.5畝)・パン生地発酵と焼成・夕方からバイト・作業着洗濯

06/23 (土) (曇のち雨) 豊里の田植え (雨のため中断1.5畝) ・タマネギとニンニク吊るし・四角豆ポットまき直し・丹波黒大豆発芽養生・ヤフオク落札品荷造発送・夕方からバイト

06/24 (日) (晴) ニイニイゼミ初鳴き・暑い・豊里の苗取りと田植え(2.5畝)・小麦藁を田に広げて干す・集落さなぶり・夕方からバイト・作業着洗濯

06/25 (月) (晴) 暑い・豊里の苗取りと田植え完了(2畝)・夕方からバイト

06/26 (火) (晴) 非常に暑い・小麦藁束ね直し・田畑の周囲草刈り (草刈機故障により中断) ・夕方からバイト・作業着洗濯

06/27 (水) (晴) 小麦藁を淡河へ納品・草刈機を吉川へ修理出し・夙川と船坂で出荷・丹波黒大豆定植 (350株) ・バイトは休み

06/28 (木) (晴) 非常に暑い・草刈機退院も不調につき代替品を要求し交渉後確保・田畑の周囲草刈り・七夕豆と四角豆種まき・バイトは休み

06/29 (金) (晴) 非常に暑い・パン生地発酵と焼成・サリークイーン苗取りと田植え(3畝)・夕方からバイト・作業着洗濯

06/30 (土) (晴) 非常に暑い・ソラマメとエンドウの実採り収穫後晴れ間のうちに干す・サリークイーン苗取りと田植え(1.5畝)・夕方からバイト

07/01 (日) (晴) 非常に暑い・サリークイーン残り苗取りと田植え(完了) ・苗代整理とタイの香り米と神丹穂アルビーノ田植え・ソラマメとエンドウ柵撤去・圃場周囲の土手全て草刈り・夕方からバイト・作業着洗濯

07/02 (月) (晴) 爆睡・夕方からバイト

07/03 (火) (曇) 爆睡・夕方からバイト

07/04 (水) (強雨) 夙川と船坂で出荷・小麦風選・コリアンダー収穫・大根種取り・バイトは休み

07/05 (木) (暴風雨) 溜池と水路の巡視・部屋の片付けと大掃除・バイトは休み

07/06 (金) (暴風雨) 溜池と水路の巡視・梅仕事・らっきょう本漬け・キムチ養生・味噌の切り返し・醤油の櫂入れ・バイトは繰上げ閉店のため休み・ソラマメとエンドウの殻剥き・コリアンダーのゴミ取り

07/07 (土) (暴風雨) パン生地発酵と焼成・夕方からバイト


こんなに暴風雨が長引くとは思わんかったけん無理してでも作業前倒ししといて良かった。遅れてたら壊滅的打撃を被ってるとこや。危ないなあ・・・

posted by jakiswede at 00:00| Comment(0) | 農作業食品加工日誌2018 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月06日

20180706 Ходите в свете...

KIF_1235.jpg

晴れの日には晴れてる間にできることをひたすらやる。雨が降ったら屋内でできることをひたすらやる。下漬けしてあったらっきょうを塩抜きして本漬け。ご参考までに、らっきょうの下漬けは1kgに対して水750ccに塩150gを溶かした食塩水につけて二週間、これを数時間塩抜きして程よい塩加減を見極め、酢350cc・砂糖200g・水150ccの甘酢で本漬けする。去年作った梅シロップの残り梅でジャムを作る。溶けずに固まった砂糖も回収して甘み調味料に使う。白サツマイモが健在なので、これを芋けんぴにする。キムチを大瓶から出して小分けする。ついでに冬に漬け込んだ薬念醤も小分けしてキュウリの塩漬けに合わせる。暴風雨でバイト先が繰上げ閉店になったので、空いた時間にエンドウとソラマメを剥く。遠藤はよく乾かして貯蔵し、冬場に食べるものがなくなったら水で戻してシチューの具などに、ソラマメは味噌やパテになるのだが、今年は虫に食われたり腐ったものが多く、大半は使えない状態だった。残ったものも半分以上は状態が悪く、写真左の健全なものもタネに回すので、今年のソラマメ味噌はお預け。パテもディップもお預け。

KIF_1236.jpgKIF_1237.jpgKIF_1245.jpgKIF_1246.jpg

posted by jakiswede at 00:00| Comment(0) | 農作業食品加工日誌2018 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月03日

20180703 コリアンダーの脱穀

KIF_1196.jpg

コリアンダーの脱穀、ひと枝ずつ手でほぐしていく。虫が多いので、密封する前に天日に干す。

KIF_1210.jpgKIF_1211.jpgKIF_1212.jpgKIF_1213.jpg

posted by jakiswede at 00:00| Comment(0) | 農作業食品加工日誌2018 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。