2018年07月03日

20180703 小麦風選

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晴を頼んで小麦の風選を半ば強行。ユキチカラは脱粒しない穂が多く、これらは篩で分けて、両掌で揉んで脱穀し、再度風選にかける。ミナミノカオリは脱穀されているが芒が長く、これに実が絡まって分離しないので手こずる。結局、今年も小麦は2kgほど撒いて20kgほどの収穫であった。

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2018年07月01日

20180701 畑の観察

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田植えの完了後、圃場全体の土手の草刈りをすべく、畑の中を観察する。ズッキー系ぼちぼち結実、忘れた頃に諦めてサツマイモを植えた畝から忘れ去られたはずの秋ウコン発芽、黒インゲンFeijão Preto成長開花、

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20180701 夏本番のような

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夏本番のような快晴と暑さが続く。救いは、まだ湿気が強くないこと。強い南風は幾分か乾いている。サリークイーン田植え完了、苗代潰して種取り用品種の田植え。

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2018年06月29日

20180629 苗取りその1000

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「中華三昧」担々麺で蘭州麺をきどってみるものの、所詮インスタント。ええ線行ってるようで根本的に違う。半分くらい食べたら塩味が勝ちすぎて塩しか残らん感じがある。これ日本の加工食品に共通する「わかってない」ところやね。もっと山椒と脂の旨味が効いてんとあかん。てな訳で、サリークイーンの苗取りと田植えを続行。苗取りで悩む。栄養不足で徒長傾向にある稲の苗も青白く、根が太くなる。節にある産毛の見分けもつきにくい。これらは果たして稲なのか稗なのか。もし稲だとしたらこの違いはなんだ ?? もし稗だとしたら、苗代にあるかなりの苗が稗ということになる。それも不自然・・・さて・・・

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2018年06月27日

20180627 梅雨の晴れ間

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 梅雨の晴れ間のうちに小麦藁を葺き屋根の材料に使ってもらうべく掃除して束ね直し納品。小麦は熟する前に小鳥に食害されるため、つい早刈りしてしまったのだが、それが仇となって、膨大な扱き残しを出してしまった。仕方なくこれらを一本ずつしごいて実を取り、茎についた余分な葉や草を取り除いて、茅葺規格の大きさに束ね直す。田んぼの周囲の草が伸び放題になってしまったので、これを草刈り中、「今こわれるな !! 」という絶妙のタイミングで草刈り機が故障、店へ持って行ったら普通にかかって快調に動くので、持って帰ったら不動、やってられんので無理やりそれを下取りさせて代替品に買い替え、こういうときの俺は迫力満点やで自分でも怖いくらい。で、気を取り直してあぜ周囲と小麦跡地の草刈りを終えて、「早よ植えんかいぐれるぞ」とやかましい丹波黒大豆を、畔と小麦跡地に植え付け、ようやく田植え最後の難関「サリークイーン」の苗取りに着手。「サリークイーン」は、苗の段階での発育が極端に悪く、今年は二週間も早めに撒いて二週間も遅めの苗取りにしたのだが、結局10cmにも満たない未熟苗をまともや量産してしまった。塩水選・種子消毒・蒔き時調整いずれも功をなさず、打開策が見出せない。悩んでる時間がないので作業を急ぐ。天然の日傘と季節風で心地よいくらいだが、雨の降り出す前に片付けるべきことが多すぎて・・・しかし黒大豆の植え付けをしているときにふと手が止まった。真ん中の茎を噛み切られて脇から葉がせり出した珍しい個体。おそらく根切り虫にやられたのであろう。大抵はこの時期にやられると枯れてしまうのに、こいつは両手を上げて必死に生き抜こうとしている。健気な姿にひととき疲れを忘れる。さて今週中になんとか田植えを完了したい。日曜日は休みをとったので、多分家で泥のように眠り呆けているであろうからイベントはなし・・・になるはず・・・遅れて泣きながら田植えしているかもしれないが・・・明日と明後日はやってます。一応、田植えが終わりますので、イベント化できる農作業がありませんから、秋の稲刈りの頃までは、農作業の告知投稿は致しません。おりにふれて田畑や作物の様子などは投稿すると思いますが、毎週日曜日は、適時適切な農作業をやっており、ご説明もさせていただきますので、ご興味のある方は、告知の有無に関わりなくご連絡ください。個別対応させていただきます。

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2018年06月25日

20180625 田植え続行

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 赤白黒の古代米と「豊里」の田植えは完了。苗が結構余りましたのでご入用の方どうぞ。続いて「サリークイーン」行こうと思たが、周りが結構大変なことになってきてるんで、梅雨の晴れ間に草刈りや小麦の選別や夏豆の種まき済ましとこ。サリーちゃんもうちょっと待っててね。

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2018年06月24日

20180624 苗取りその2

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 苗取りの実際について。稲の根は結構強い。しかし苗代の上から葉っぱを持って引きちぎるよりも、やっぱり下からすくってほぐしてやった方が良い。鋤簾で大きく取って、泥の中で土をほぐして根をバラす。この際、注意すべきは、根に絡みついた、ごくごく小さな草の芽である。田んぼは稲の育成にとって良い環境であると同時に、ほかの草にとっても同じである。しかも彼らの方が強い。田んぼにおける稲の活着率はほぼ100%である。とすれば、その根に絡みついたほかの草の活着率も100%とみなければならない。で、彼らは稲の根に絡みついたまま、稲を遥かに凌ぐ速さと強さで成長するのである。想像しただけでも、この苗代の段階でこれらを除去しておくことが、その後の作業をいかに楽にするかを実感するのである。苗代にも田んぼにも、数え切れない種類の草が生える。しかし注意すべきものはそう多くない。6枚目の写真、左から、セリ・カヤツリグサ・ウリカワ・ヒエである。セリは苗代よりも本田に長年生息する。彼らは多年草であり、地下茎を四方に伸ばして増殖する。寒気に弱いので、冬に田んぼを乾燥させて根を枯らし、春の一番草の頃に徹底的に根を除去すれば、かなり制御できる。田植えの時期に田んぼに蔓延ってしまったものは諦めて地上に出てきた部分を刈るしかない。繁殖力は旺盛だが、直接稲を攻撃してこないので、比較的対処は楽である。しかし、後の三者、彼らは苗代にも生息し、稲の成長とともに彼らの根を締め付けて苦しめる。自然農は「草を敵にしない」と説く。しかし、往往にして私は彼らと敵対せざるを得ない。今日はよく晴れて暑かった。夏のデザートの似合う季節になった。当地方、本日「さなぶり」・・・慈悲あまねく慈愛深き神に感謝して今年も紅白の「神丹穂」を植える。本日よりしばらく晴模様につき小麦を田に広げる。

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2018年06月23日

20180623 恨みの雨

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 あかん。雨が激しくなって来たんで田植え中断。急遽、収穫して箱積みしてあった玉ねぎを吊るす。今年は豊作で、去年のがまだ軒下に大量に残ってるから、大半は販売。丹波黒大豆もほぼ発芽。ところが得意品種の四角豆が一向に出ない。手持ちのタネでダメならと、買って来たタネをまいて様子を見ているがほぼ全滅。土は毎年同じところからとってるし、雨よけもしてるし・・・原因不明。気を取り直してヤフオクで売れた商品の梱包。両親よりいただいた命、神様にお借りしている体を、かたときも無駄にせず精進してまいりますぜ。

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2018年06月22日

20180622 苗取り

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 苗代から苗を取り出すのを「苗取り」と申します。これが意外に難しい。初心者がよくやる間違いは、稲の苗と、勝手に生えた稗を混同することです。もちろん私もやりました。当時、苗取りをやる人なんてお目にかからなかったし、本で読んでアタマで考えて始めたばかりだったので。この時期、苗代の中で、稲とほぼ同時に芽吹いた稗は、稲よりもかなり大きく育っています。ぱっと見て区別がつかなければ、苗を選別するときに、せっせとよく育った稗を残し、貧弱な稲を捨ててしまいがち。そして気づかずに田植えをして、穂が出る季節になって、やっと過ちに気付くのです。その段階で田んぼから稗を抜こうとすると、周囲の稲まで絡まれて抜けてしまいます。「見よう見まねで・・・」なにも知らなかった私は、初年度に赤ッ恥゜をかきました。「えっ、まねしとったん ??」途中で諦めた田んぼは凄まじい勢いで稗の繁茂する荒れ田になりました。さて、稲と稗の区別です。これも何年も失敗して感覚を掴んでもらう以外にありません。自分の育てる稲をよく観察し、たくさん見て、それと違う「違和感」を鍛えることです。2枚目の写真以下、右端が稗です。左は稲。見るポイントは、葉の色、稗はわずかに青みを帯び、稲は黄味を帯びている。次に株元の色、稗は赤いものが多いが、白米になる稲は、まず赤くはならない。三番目に根の太さ、同じ丈なら稲より稗の方が根が太い。ただし、黒米や赤米のように、籾が色づく稲は根も色づくことが多い。また、分蘖が始まると根が太くなるので稗と区別しにくくなる。迷ったら、葉が出ている節を見る。稲には産毛があり、多くの稗にはそれがない。ただし、自分の栽培する稲の品種と、自分の苗代や田畑に生える稗の種類をよく研究すること。
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2018年06月21日

20180621 畑の養生

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田植えに専念・・・と思ったが、毎年田植えに気を取られて畑が長期間お留守になり、気がついてみたら得意品種が全滅していたという泣きを見ることおびただしいので、今年は、先に畑の手入れをしておく。応急手当てなので荒っぽいよ。ソラマメとエンドウは完熟を目指してる間に湿気でカビる。ウリ系は周りに蔓延ったヒエからウドンコ病をもらう。ナス科は過湿で黄色くなってるので通風を確保・・・小麦・稲・野菜・・・この時期、何もかもが一気に来る。作業が重なる。疲労全敗。豊里くんもサリーちゃんも、もうちょい待ってね。明日から田植え本格始動。6/24 ()もやってます。ご興味ある方、何のお構いもできませんが自力でどうぞ。

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