2020年10月20日

20201017 自然界は着実に進む

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迷走停滞の人間界をよそに自然界は着実に進む。ソラマメの蒔きどきは今時分である。

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タマネギは春まで貯蔵できる品種であっても今時分に腐りはじめるものがある。吊るした下に汁が垂れるので分かりやすくしておくと発見が早い。

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渋柿は青味のあるうちに収穫して早めに干す。豊作の年は廊下がこういうことになる。富有柿は来週以降で、早く干し終えないと足の踏み場がなくなる。

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2020年09月17日

20200917 畑が乗っ取られた

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ついに・・・借りている畑が乗っ取られてしまった。化成肥料を山積みし、草を殺し、土だけを露出させて植え付けが始まった。

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私が悔しいのは、私のこの農地の賃貸契約が無視されたからでも、乗っ取った人物の社会通念を疑うからでもない。そんなことはどうでも良い。13年間も無肥料・無農薬を通し、土そのものの持つ生命の循環が蘇り、その恵みとして私に幾ばくかの作物を与えてくれるようになった、この小さな自然環境が破壊されてしまったことが、くやしいのだ。こんなことをして、いったいなにになるというのだろう・・・

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2020年09月11日

20200911 神丹穂アルビーノ出穂

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赤米「神丹穂」のアルビーノも穂が出た。この小さな畑もたらいまわしの対象となった。この畑は、前任者からゴミだらけの状態で返されたものを、私が掃除してここまで使えるように戻したのである。その向こうに見える立木は、また例の立木問題で人殺し呼ばわりまでされた田んぼである。結局、これらの農地は、そのままでは使えなかったものを、私が自分で使わせてもらえると期待したがために、苦労して使える状態に戻したのである。戻した途端に取り上げられる。このような目に何度遭わされてきただろうか。自分が地主でない以上、農地を借りて百姓をする限りは致し方のないこととは言え、あまりにも無体なことではないだろうか。「お前らの好きにさせるくらいやったら草ぼうぼうになった方がマシや」結局、土地持ちの本音は、またしてもそうであったと言わざるを得ない。とりあえず、冬越し野菜の大根・白菜・玉ねぎ・ニンニク・ソラマメ・エンドウのために、たらい回しでここを使うことになった人になんとかお願いして、半分だけ場所を確保した。
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2020年09月10日

20200910 決断

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 来シーズンに向けてそろそろ準備を始めたいのだが、状況は一向に好転しない。そもそもの原因は「水」である。百姓は、今も昔も「水」で揉める。もともと、家主の家は大庄屋で (あったらしく) 、私が借りている屋敷周辺のほとんどの農地を所有していた (らしい) 。それが農地改革や宗教の関連でかなり手放すことになって、今では数反を残すのみになっている。

 今回のトラブルの発端は、写真の農地である。右手の田んぼの方がわずかに高くなっているが、もともとこれは左の農地を含めた一枚の田んぼであって、何十年も前に何らかの事情で半分だけ切り売りされたものである。その後の運用の加減で、自然に高低差がついてしまったものと思われる。左手の農地は家主が使用し、右手の農地は隣家が所有しつつも、一昨年までは農協に作業を委託、去年からは近在の篤農家が使うことになった。ところが、この農家は畔の始末が不十分で水が周囲に漏れ、わずかな高低差が原因で、左手の田んぼの脇で作られていた畑が水浸しになってしまったのである。咋シーズンから畑の作物が全て根腐れするようになった。

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 さて本来ならば、その篤農家と話し合って畔の水管理をきちんとしてもらい、周囲への水漏れを防ぐべきである。ところが現実はそうはならない。水漏れ問題は放置して、水浸しになった畑の代替地を、地主の持っている他の農地に移すことによって、問題を回避したのである。その結果、家主が貸している農地をたらい回しにして、複数の借り手を巻き込んだ挙句、結局私の来シーズン使える農地が確定しないのである。おまけに私のメインで使ってきた農地は、村からの自粛要請に従って草刈りしかできない状態であるにもかかわらず、いつの間にか畑に整地されていた。法律上は、これらのたらい回しとメインの農地は、私が利用権を設定し、農地台帳に正式に記載されているものである。ムラ社会にはもはや法律さえも有効でない。

 なぜこうなるのか。結局のところ、村の顔役である篤農家と地主との力関係、その篤農家なくしては村の農業が成り立たない実態、そして土地に関する地主の執念などが、ちんぷんかんぷんに入り乱れてしまって、もはや法理論などが入り込む余地がない。しかし日本は法治国家であるから、トラブルが起これば、行政が追求してくるのは法的な利用権の設定者、つまり私、ということになる。ムラ社会には暗黙の序列がある。それは往々にして合理主義を退ける。義理が通れば道理が引っ込むのである。そしてその序列に従って、一部は不承不承でありながらも、一同の「腑に落ちる」落としどころが謀られた結果、村の「和」が保たれる。

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 さて、私は決断をした。もはや、このようなゴタゴタに巻き込まれて無駄なエネルギーを浪費することには耐えられない。農地法上の契約期間すなわちあと2年ちょいを表向き勤め終えたら、ここを出る。もうだめだ。

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2020年09月06日

2020年08月28日

20200828 Pesto Genovese

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 今年のバジルは、わずか5本の栽培ゆえ、全て自家消費で販売分はありません。あしからずご了承ください。代わりにおおよそのレシピを掲載しておきます。バジル5株から良い歯を摘み取ると大体300gになるので、これを軽く拭いてゴミなどを除去し、塩30g・ニンニク一株だいたい6-9片・松の実150gを軽く炒ったもの・レモン果汁少々、エクストラヴァージンオリーブオイル1,000ccを用意しておいて、オイル以外を均等に混ぜて、ミキサーの大きさに応じて何等分かし、それぞれがようやく混ざって回転する程度にオイルを加えてペースト状にする。保存便を消毒して乾かしておき、ペーストを9割方入れたら、オイルで蓋をする感じで数ミリの層を作る。要冷蔵。食べる時にバルミジャーノレッジャアーノなどの硬いチーズを下ろしたものを混ぜ込むとさらにイッターアリァ !!

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2020年08月20日

20200817 赤山椒の収穫と加工

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 山椒は、乾かしてスパイスにするには、ちょっと青みの残る今が絶妙の香り。常識的には、10ー11月になって皮が割れてくる頃が良いとされているのだが、どうもそれでは香味に欠けるような気がして、私は赤くなりはじめるこの頃に収穫して、天日に干して、割れたらその皮だけを収穫して粉砕し、スパイスにする。早速、豆豉・赤唐辛子・塩・ごま油で即席の醤を作って炒め物に使ってみる。猛暑にシビレル。中の黒い種は、集めてガンザの実に使えば、振るほどに爽やかな香りが・・・するかな ??

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2020年07月03日

20200702 突破

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 田植えをしたらスイッチが入ってしまった。亡くなった村の顔役の敷地との境を区切る溝を復元して、田んぼの排水路を確保する (ホースの右)。生い茂った立木の根が多数溝を横切っているので、それらを全て断ち切りながら深さを確保していったのだが・・・農地の中に謎の塩ビ管と、硬くて鋸の歯も立たない太い根っこの下を潜らせる形で、なんとか完成。

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20200701 半夏生

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 自然農の先達、Morning Dew Farmの中野さんの田んぼの田植えにお邪魔しました。田んぼの作り方、田植えの仕方・・・私は人に教わることなく体当たりで田んぼを借り、いきなり農作業の循環の中に身を置いてしまった。あとは、ひたすら作物の成長と季節の移り変わりに追われて、走れるだけ走り続ける日々・・・考える余裕も、人様の考えを取り入れる時間もなかった。ある意味、自分のアタマで考えたことしか実行できない、聞く耳を持たない性格は生来のものだ。その結果、集落で対立し、謹慎処分状態にあって、いわゆる農家資格剥奪の危機にさらされている。自業自得だ。この、私の置かれた状況について、深く考えさせられる良いチャンスをいただいた。

 田植えの仕方、田んぼの作り方・・・それだけをとってみても、土台から考え方、実践に至るまでの一貫した哲学が、中野さんの田んぼと田植えには、しっかりと息づいている。しかも、毎年、時間・季節・仕事に追われながらも、ブレることなく連綿と続けておられる。それを人に伝えようとする気迫が違う。人徳という言葉があるが、私はそれを見せてもらったような気がした。だから彼のところには人が集まるのだ。私は、自分がまだまだ甘いなと思い知らされた。行動でしか物事を考えることのできず、きちんと学ぶことをしてこなかった私の欠点だ。人に伝えることができないから、人と対立してしまう。その結果が、今シーズンの私である。

 私が今シーズンの謹慎を強いられたのは、村人の陰謀ではない。そうせざるを得ないように、私が持っていってしまった結果である。私が田圃を借りて、周囲と違うやり方を始めたとき、周囲に理解されるように努力したか。百姓を始めたことをネットで言いふらして人が集まってきたとき、周囲とトラブルになることを予測しなかったか。ここで暮らすということは、心を開いて村の一員になるということだと思って移住してきたのか。すべて「No !!」ではないか。だから村人は不安を抱き、その不安を取り除くために法に縋った。それを、法を盾に自分を排除しようとしていると解釈した私は、法を以て対抗しようとした。法理論上は、私を排除することはできない。しかし、人の心は理論で動くものではない。だから、村の顔役と激しい口論の直後、その人が死んでしまった原因を、持病ではなく、私との口論にあったと解釈するのは、心情的に理解できる。法を盾に取れない以上、嫌がらせするしか、残された方法はなかったはずだ。そこまで彼らを追い込んだのは私だ。いくら理論上は正しくても、やって良い時と場所を弁える必要があったのだ。だから、このような仲介がなされたのだ。

 もし私にしっかりとした哲学があれば、理論ではなく、心のこもった正しい生き方の哲学があれば、必ずや理解は得られたはずである。私はここへ移住してきてからの13年間、間違った道を来てしまったようだ。正しい道があったはずだが、それに全く気づかず、自分の不遇ばかり嘆いていたのではないのか。そのようないじけた心で田圃を作り、田植えをするから、私の中途半端が田んぼに映し出されるのであろう。それをプロの百姓が見抜くから、村人は不安になるのであろう。正面突破したなどと粋がって、その実、自分の都合の良いようにしか農作をしてこなかったではないか。だから結果が出ないし、足りない分を経済のせいにする。ダメだこりゃ・・・

 それが証拠に、私の田んぼは、形だけは自然農風であるけれども、生物多様性の循環の中に作物が組み込まれているわけではない。稲苗の植え方もまちまちである。それより、私自身が、土や水の状態を、よく把握できていない。結果として、収穫量が低い。これでは「農」とはいえない。
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2020年06月28日

20200627 自家製豆板醤本仕込

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 自家製豆板醤の仕込み。調べれば調べるほどわからなく、というか、豆板醤の種類が多すぎて、全く千差万別ほぼお手上げ状態。そもそも原料も気候も違うので、それぞれの気候風土と原料に合わせた製法を取ることができないでいる。ソラマメの発酵のさせ方が全く違うし、赤唐辛子の品種も状態も全く違う。日本の山椒の風味も豆板醤とは全く違う。なのに日本で手に入る、あるいは自分で栽培できる近親品種で代用すること自体、違うのだ。仕方がない。霉豆瓣を作るのにも、日本で醤油を仕込む際の発酵方法を使った。これからして違う。百も承知だ。ここから先も違う。500gの霉豆瓣にごま油を2ℓも放り込む方法もあれば、油を全く使わないレシピもある。油を先に加熱して唐辛子や山椒の香りを移す方法もあれば、冷暗熟成の製法もある。霉豆瓣の何倍もの唐辛子を放り込むものもあれば、仕込みに使う香辛料の総量が霉豆瓣とほぼ同量のものもある。気候が違うのか、緑色の新鮮な山椒と、赤く熟した唐辛子が同時に収穫されているが、日本ではそのようなことはない。いずれかは保存された乾燥原料を使うことになる。しかも、いずれも三年熟成なので、結果が出るのは3年後、それまでは結果を見ずに作り続けることになるので、霉豆瓣を仕込んで二ヶ月、とりあえず自分の都合に合わせてもっともらしいと思われる方法で、使った原料と量目を記録しておいて、作業を進めることとする。配合は、以下の通りである。

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 2020.04.26-30 原料の異なる三種類の霉豆瓣をまず作った。ついでに、醤油を絞った後のもろみを有効活用すべく、4つめの原料とした。

  購入はじき豆300g・神戸の輸入業者で扱っている中国産の乾燥ソラマメを炒っただけのもの

  赤ソラマメ250g・鳥取で購入した乾燥ソラマメを脱皮せずに使用したもの

  自家製ソラマメ350g・自分で栽培しているソラマメを炒って脱皮したもの

  鶴の子大豆の醪400g・2017年に仕込んだ醤油を絞った後のもので塩分を約16%含む

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 鶴の子大豆の醪400g以外は、すべて蒸して醤油麹をつけて養生し、通常通り派生を見てから塩切りを兼ねて、以下の処理をした。

 高度白酒250cc・胡麻油125g・塩250g

 鶴の子大豆の醪400gは、もともと発酵済みで塩分も含まれていることから、この段階では加塩せず、それ以外のものだけ混入した。

 以上を二ヶ月熟成、この間毎週攪拌した。

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 本仕込みは、鶴の子大豆の醪400g以外の三種類については全く同じ方法をとり、鶴の子大豆の醪400gについては、味見の結果、塩分が足りなかったので醤油100ccを加えた。

 胡麻油400g・なたね油100g・中国産乾燥麻椒100g・自家製乾燥赤唐辛子200g・自家製乾燥生姜10g


 これでいいのかなあ・・・

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