お知らせ
今シーズンの米作りもなんとか成功裏に終われそうですので、昨シーズンに生産したアキタコマチを在庫処分します。農薬・化学肥料不使用、手植え・手除草・手刈り・天日干しのほぼ伝統的な製法に近いお米です。玄米にして摂氏13度で適正湿度を保てる米専用の冷蔵庫に保管して参りましたので、ほぼ新米と同じ食味が維持できています。もちろん虫もわいていません。わりとあっさりとした軽めの仕上がりなので、副食と喧嘩する事がありません。私が初めて作った米としては、十分に自慢できる品質だと思います。なにより農薬・化学肥料など所有していませんので安全です。このお米、\1,000/kg (玄米) で販売します。白米にも出来ますが、玄米で計量しますので、若干目減りします。ご希望の方はコメントかメールでお知らせください。現在在庫している60kg販売次第終了となりますので、お早めに。
また、今シーズンの稲刈りは9/19-20です。体験してみたい方はご連絡ください。個別にご案内させていただきます。

赤米が見頃を迎えています。師匠は観賞用に栽培されていたのですが、一部分けてもらって食べてみたところ大変おいしかったので、食べるように栽培する事にした。

もうちょっと楽しみましょう。

部屋にも飾りましょう。

か弱く儚い美女と同じで、赤米は足腰が弱いのであります。先日の寒冷前線に伴う雨風で、見事に倒れました。そっと抱き起こして9株ずつ穗の下で括ります。

コシヒカリの方も靡いていますが、こちらは倒れ込むほどではありません。

お隣は先日9/12に稲刈りを終えられました。

ちょっとわかりにくいのですが、ウンカにやられた田んぼです。色の変わっている部分があります。ウンカは、まさに「雲霞のごとく」大量発生する小型の蝉で、一瞬にしてこうなり、数日後には田んぼ全体に広がって稲を枯らせてしまう恐ろしい害虫です。大抵は9月以降の刈り取り間際に発生するので、生育途中で被害に遭うよりはましというものですが、瞬く間に広がり近隣の田んぼにも被害を及ぼすので、早急に稲刈りをしてしまわないと保障問題になりかねません。別に管理が悪いから発生するという訳ではなく、どの田んぼに発生するかは、もっぱら雲霞の気分次第です。ウンカにやられた米は等級が落ちるそうです。農薬も化学肥料も使わない栽培ではやられる危険性が高いのですが、幸いな事に、私の田んぼでは見られません。

畑の観察。9/13からようやく秋風が吹きはじめ、日中の猛暑が少し和らぎましたので、毎日除草に性を・・・失礼、精を出しております。畑は、水没状態と猛暑から脱したので、ようやく生き生きとしはじめています。左はブータンと韓国の唐辛子、その奥にショウガがあります。右はイチゴの苗出し、鶴の子大豆と、その奥が丹波の黒豆。

ショウガは、去年よりもかなり小ぶり。

今年は、どこも大豆が不作と聞いています。奥の丹波の黒豆は巨大化しているのに。

左はインゲンの畝、右は、手前からセレベス・カリフラワー・ブロッコリー・日常的な葉もの野菜・・・

結局、インゲン類はブラジルのFeijao Pretoのみがんがん収穫中。

見事なサツマイモの葉の海です。広角レンズなので手前が強調されるのです。左の畝の手前が鳴門金時、奥が干し芋用タマユタカ。葉の旺盛さから見て、今年はかなり遅い収穫と思われます。右の畝は、いたずらにこぼれ種から発芽した白菜を移植して育てています。勿論結球しないでしょう。その奥にも日常野菜があります。

左は手前からトルコの白ズッキーニ、奥には緑のズッキーニが隠れています。その向こうにもズッキーニが植わっていましたが、一株を残して中折れして枯れました。除草の際に整地して秋からの日常野菜の種蒔きをしました。右は、手前からカボチャ・スイカ・・・もあってんけど結局全部枯れた。その奥がニガウリ・・・キュウリと瓢箪は大量収穫の上、枯れた。

トルコの白ズッキーニは、まだまだ行ける勢い。

ボ・・・失礼、ズッキーニを支柱を仕立てて栽培する方法は、予想した通り葉と実の重さに茎が耐えられずに中折れ、この株も一度折れたが、茎の一部が繋がっていて、先日青息吐息の状態を脱した。いまでは葉も大きくなって上を向き、花も咲いて実もなっている。

かつてのイチゴの跡地に、左は白菜、右は大根を種蒔き。

いずれも数日で発芽。少しずつ日をずらして種蒔きして行くと、春先まで連続して収穫できる。

左はかつてのジャガイモの跡地で、次はイチゴの予定・・・だったが、師匠と相談した結果、田んぼと畑を共存させている事によるメンテナンスの悪さ、お隣さんが3年に一度は消毒のために隣接する圃場に夏期に水を張るため畑が水没すること、師匠の共同農場と統合した方が、遥かに生産性が良い事などを理由に、この圃場は全面田んぼ、共同農場の、これも共存している田んぼと畑の部分を全面畑に統合する事になった。ここで畑作をするのは今シーズン限り、シーズンにまたがる作物は先行して共同部分の畑に種蒔きする事になる。したがって、この畝で土作りをする必要もなくなったので、放置。右はトマト、その奥がナス、さらにピーマンや唐辛子が続く。トマトも、やっと元気に実をつけはじめた。ここもナス科が終わり次第、イチゴの植え付けに向けて土作り・・・の筈だったが、同上の理由により、放置。

後ピンになってますが、指差しているのは、コンゴの「ピリピリ」です。やっと実がつきました。
posted by jakiswede at 00:21|
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農作業食品加工日誌2010
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