2018年10月06日

20181006 Karly Chockers

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Fandangoに向けて、当日販売するカーリー・ショッケールのライブ音源を収録したCDRを、せっせと焼き増ししながらふと思ったことがある。私にとってこのバンドは、本当に掛け替えのない、人生の全てを引き換えに差し出しても畏れ多いほどあまりあるバンドだった。CDRに収録したうちの一曲をここに添付しよう。非常に長くて聞き苦しい音源だが、最後まで聞いてほしい。ちょっとだけ我慢して耳をすませてほしい。歌詞をよく聞いてほしい。これをアフリカ音楽を模倣した日本人の演奏だと思うだろうか・・・そんなことは絶対にあり得ないはずだ。確かに全体の形式はコンゴのルンバに則っているが、この混沌、暗黒、得体の知れなさ、のたうちまわり、悶え苦しみ、出口を求めて猛り狂うエネルギー・・・これはロックであり、パンクであり、我々が通過してきた闇のようなノイズ・ミュージックの結晶体であり、プログレッシヴ・ロック、これこそまさに宇宙である。カーリー・ショッケールは、アフリカ音楽を題材に自分たちの混沌とした宇宙を表現しようとしてきたバンドであった。弾け飛ぶ個性、それゆえになしえた破壊的なエネルギーの放出、しかしそれは非常に不安定で危うい。世の中には一芸に秀でた人がいて、そんな人は往々にして実生活が破綻しているものである。コンゴの本国においても、身の毛のよだつほど美しい曲を作る歌手が、廃人寸前の生活破綻者であることは珍しくない。カーリーにもそんなメンバーがかなりいて、現役時代であった20年以上前は皆まだ若かったから、ほうぼうに弾け飛ぶ個性も、丸ごと許容できる柔軟性があった。だからバンドは成立した。しかしメンバーのほとんどが還暦を迎えようかという今、その過激性ゆえに現実の肉体が滅びてしまった人もあり、その刹那性ゆえに現実の精神が滅びてしまった人もあって、もはや往年の身・技・体すべてに充実した演奏は望みうべくもないが、自分たちの若かった頃の姿の後塵を拝するほど老いぼれてもおらず、情熱を持続させてきたがゆえに身についた多くの経験が演奏の中に生かされて、カーリーという宇宙の別な局面を見せてくれた。そして演奏の底から湧き上がる混沌のドス黒い煙はまたもやスタジオに充満したのである。カーリーでなければなし得ない音世界、カーリーの他には誰にも表現できない宇宙である。老いぼれの大多数は、生きていくために現実に妥協して、さまざまに姿形を変えてはいるが、なかには往年のゴロツキっぷりを十全に残した奴もいて・・・しかし彼がいなかったら今回のライブは成立しなかったはずだし、こうして自分の立ち位置を振り返り、進むべき道を見直す機会もなかったであろう。音楽は、心地よい快楽の時間を与えるばかりが能ではない。生活と生命を賭けた、命がけのドロドロの、なりふりかまわぬ「もがき」だからである。

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2018年09月02日

20180901 Karly @ Okayama

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 やっちゃいましたよこないだの「カーリー・ショッケール」岡山ライブ。なんと近隣から苦情が来て警察沙汰になって演奏中止。こんなん初めて。現役時代にも苦情は何度かあったが中止に追い込まれたのは初めて。2曲やって静かな曲を挟んで次でマグマのごとくレッド・ゾーン振り切ってラスト突き破ったろか思とった矢先の出来事だった。10代や20代の若者がやっちゃうことはあっても、主要メンバーはもう50代後半、こんなタイミングでこんなことになるとは・・・

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2018年08月31日

20180831 左手リハビリ特訓中

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左手リハビリ特訓中・・・だいぶスティックの軌跡が一定の弧を描くようになってきた。ノーテク、シングルストロークのみの自己流脱力奏法で4時間演奏し続けたあの頃の感覚が蘇ってきた。
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2018年08月25日

20180901 Karly @ Okayama

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https://www.facebook.com/events/673105936400069/

この歳になって、もう一度カーリーをやれるなんて、もう嬉しくて嬉しくて仕方がない。世の中の理不尽も、俺に対するいわれなき嫌がらせも、すべて許す。なんといっても、俺はこの歳になってもう一度カーリーをやれるんだから・・・それがすべてだ。

2018年9月1日(土) 20:30 - 2:00
9月1日 20:30 ~ 9月2日 2:00

GypsyRose
〒7008200 岡山県 岡山市岡山県岡山市北区表町1-3-10 表町1号ビルB1


 20年以上前の大阪に、こんなバンドがありました。1986年結成、当時のザイール共和国 (現コンゴ民主共和国) に発生したアフリカのロック、Papa Wemba率いるViva la Musicaの音楽に衝撃を受け、それを土台にして自分たちの音楽を作り日本語で歌ったバンド、「カーリー・ショッケール」・・・全盛期には、当時のザイールの国民的スターであったPapa WembaやEmeneya Kesterと共演を果たし、コピーでもカヴァーでもない独自の音楽性で異色を放ったバンド・・・1995年、阪神淡路大震災のためにメンバーが散り散りになり止むなく解散、1997年に1枚のアルバムを残す。それから20年余り、若かった主要メンバーも50代後半、家庭を築き子供をもうけ、その子も手が離れて・・・そうならなかった者もそれなりに余裕が生まれて、ここにめでたく再結成の運び・・・その間に主要メンバーの三人を失いはしたものの、いまやインターネットもユーチューブもある。全盛期には聞くこともできなかった幻の音源も聴きあさり、音楽的経験や感性や知性も磨かれて、若気の至りの要らぬ欲も消え、互いの思いやりに満ちた絶妙のアンサンブルの中にも燃え盛る過激なルンバ・ロック魂。オトナの事情で年数回しかできません。体力の衰えでいつまでできるかもわかりません。やってるうちに聞きにきてください。必ずやあなたの腰は揺り動かされることでしょう。

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2018年08月08日

20180808 Karly Chockers 完全復活

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Karly Chockers (1986-1995) 完全復活 !! 「一夜限りの再結成・・・」などといいながら2009年、2017年に引き続き、なんと三回目の再結成。メンバー同士の心の通じ合いは、落ちて行く体力を補って、回を追うごとにこなれて高まり、これをもっていよいよ本格再起動の運びとなりました。「死ぬまでにもう一度Karlyをやりたい」・・・不遇の解散から23年、その間にメンバー三人を失い、もはや雑念も欲得も枯れ、そのかわり聞きまくった様々な音楽を糧に、演奏体力はないが経験と思いやりに満ちた絶妙のアンサンブルは、まるで生き物のように変幻自在にルンバ・ロックを奏でます。とりあえず岡山を皮切りに、散り散りになったメンバーの「大人の事情」で、年数回の活動となると見込まれますが、ここにKarly Chockers本格的に再起動します。乞う、ご期待。

https://www.youtube.com/results?search_query=Karly+Chockers


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2018年04月22日

20180423 Roda de Choro @ Ansonia

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ショーロLIVEAnsonia café 伏見稲荷


加藤良一(バンドリン)、石倉理(7弦ギター)、浅尾啓司(7弦ギター)、松下了介(カバキーニョ)、伊丹正典(パーカッション)、Mac Ueda (Pandeiro)

(セットリスト)

1 Mimosa

2 Numa Seresta

3 Feia

4 Implicante

5 Tico tico no fubá

6 Revendo o Passado

7 Choro Cubano

8 Chorinho na praia

9 Diabinho Maluco

10 Sarau para Radames

11 Eu e Você

12 Dolente

13 Subindo ao Ceu

14 Implornado

15 Evocação a Jacob

16 Gloria

17 Noites cariocas

18 Um a zero

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2018年04月21日

20180422 摩耶

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出演メンバー★Kilbeggans ★藤井恵★りすとらんて♪Furukawa ★山レレガールズ+三匹のおっさん★バルタン松尾★パパムーSHiMA ★中野いち朗WAKA ★秦野貴仁


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2018年01月18日

20180118 Ansonia

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1995年より私の新年は1/18より始まる。ほな早速今年のライブ第一弾いってみましょか。宅リハセット完成。

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2017年11月22日

20171122 Choro Ansonia

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ブラジルに「ショーロ」という音楽がある。成立は19世紀ごろでサンバよりも古い。ヨーロッパのクラシック音楽が基礎になっていて、そこにアフリカ系、インディオ系、アラブ系の音楽要素などが混血してできた、まさにブラジルらしい都市ポピュラー音楽である。これの面白いところは、ジャズにも似た即興的な器楽合奏が中心になっていて、ある程度の形式は踏まれるものの、演奏自体は非常にスポンテニアスなものなので、様々な解釈と実験による変奏が可能なところである。それゆえに、これに興味を持った人なら誰に対しても、探求を極めたい人も直感を重んじる人に対しても、門戸が広く開かれているところが良い。事実、ショーロの楽曲を具に聴いていくと、ルネサンスの宮廷舞曲風のもの、東欧からコーカサス地方の吟遊詩、アラブやイベリア風のもの、またアフリカからカリブ海に渡ったであろういくつかの音楽形態の残滓が色濃く残るものがある。これらが数百年の時を越えて楽譜に刻まれ、しかもそれを金科玉条とするでなく、即興的器楽合奏の底本として、今でも自由に演奏表現を膨らませることができることは実に素晴らしい。おそらく世界中を探しても、こういう遺産を忠実に後世に伝え、なおかつ後世がそれを自由に使えるような音楽形式というものは、なかなかないのではないか。さらにショーロは多くの場合、円卓を囲んで飲食を共にしながら気の向くままに演奏されたのである。ここに縁あって先日、京都祇園の小さなレストランを借り切って、解禁されたばかりのボージョレ・ヌーヴォーと、シェフ自慢の手料理をいただきつつ、昼過ぎから日の暮れるまで、ショーロの名曲という名曲をほぼ総なめにしたのであった。集まった友たちは、私のようなブラジル音楽にほぼ造詣などないに等しい輩でも別け隔てなく受け入れて、これに快く参加させてくれたのであった。彼らの心の寛大なことは、まさにショーロを純粋な音楽などと気取らず、ブラジル音楽の粋たる混血性を正統に受け継いで全てを受け入れようとするところにあった。おそらくショーロの創世期には、とりあえず楽器の持てる者たち、人種も民族も、音楽的背景も雑多な楽師たちが集まって冠婚葬祭の席に喚ばれたものであろう。そこでは、とりあえずのテーマとコード展開を簡単に取り決め、あとは各自の音楽的素養に基づく様々な演奏が繰り広げられたに違いない。そこから生まれてきた名曲の数々を、曲として固定化された楽譜を考証学的に探求するのではなく、その上に独自に何を積み上げていくかに力点を置いているところが、この友たちの偉大なところであって、だからこそ共に演奏できるのである。祇園という、私にとってはほぼ縁のない世界で、類い稀なる至福の時間を過ごさせていただいて、みなさん本当にありがとう。またやりましょう。

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2017年10月05日

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Fandangoに向けて、当日販売するカーリー・ショッケールのライブ音源を収録したCDRを、せっせと焼き増ししながらふと思ったことがある。私にとってこのバンドは、本当に掛け替えのない、人生の全てを引き換えに差し出しても畏れ多いほどあまりあるバンドだった。CDRに収録したうちの一曲をここに添付しよう。非常に長くて聞き苦しい音源だが、最後まで聞いてほしい。ちょっとだけ我慢して耳をすませてほしい。歌詞をよく聞いてほしい。これをアフリカ音楽を模倣した日本人の演奏だと思うだろうか・・・そんなことは絶対にあり得ないはずだ。確かに全体の形式はコンゴのルンバに則っているが、この混沌、暗黒、得体の知れなさ、のたうちまわり、悶え苦しみ、出口を求めて猛り狂うエネルギー・・・これはロックであり、パンクであり、我々が通過してきた闇のようなノイズ・ミュージックの結晶体であり、プログレッシヴ・ロック、これこそまさに宇宙である。カーリー・ショッケールは、アフリカ音楽を題材に自分たちの混沌とした宇宙を表現しようとしてきたバンドであった。弾け飛ぶ個性、それゆえになしえた破壊的なエネルギーの放出、しかしそれは非常に不安定で危うい。世の中には一芸に秀でた人がいて、そんな人は往々にして実生活が破綻しているものである。コンゴの本国においても、身の毛のよだつほど美しい曲を作る歌手が、廃人寸前の生活破綻者であることは珍しくない。カーリーにもそんなメンバーがかなりいて、現役時代であった20年以上前は皆まだ若かったから、ほうぼうに弾け飛ぶ個性も、丸ごと許容できる柔軟性があった。だからバンドは成立した。しかしメンバーのほとんどが還暦を迎えようかという今、その過激性ゆえに現実の肉体が滅びてしまった人もあり、その刹那性ゆえに現実の精神が滅びてしまった人もあって、もはや往年の身・技・体すべてに充実した演奏は望みうべくもないが、自分たちの若かった頃の姿の後塵を拝するほど老いぼれてもおらず、情熱を持続させてきたがゆえに身についた多くの経験が演奏の中に生かされて、カーリーという宇宙の別な局面を見せてくれた。そして演奏の底から湧き上がる混沌のドス黒い煙はまたもやスタジオに充満したのである。カーリーでなければなし得ない音世界、カーリーの他には誰にも表現できない宇宙である。老いぼれの大多数は、生きていくために現実に妥協して、さまざまに姿形を変えてはいるが、なかには往年のゴロツキっぷりを十全に残した奴もいて・・・しかし彼がいなかったら今回のライブは成立しなかったはずだし、こうして自分の立ち位置を振り返り、進むべき道を見直す機会もなかったであろう。音楽は、心地よい快楽の時間を与えるばかりが能ではない。生活と生命を賭けた、命がけのドロドロの、なりふりかまわぬ「もがき」だからである。

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