2017年03月09日

20170309 イカナゴ漁解禁むむ

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体長5cm弱。すでに大きい。例年よりエグ味も強い気がする。流行し過ぎて供給が足りず、解禁日を遅らせて嵩上げを図りたい思惑は理解できる。しかし\3,500/ kgじゃなんぼなんでも高過ぎて大半が廃棄されるだろう。私の希望としては体長2cmくらいの淡い春の味覚をあっさりと焚きあげたいのだが、もう十数年、そんないかなごにお目にかかっていない。播磨灘まで行かないと買えないようにすれば正常化するんじゃないのか。


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 ほんのちょっとならレモン汁かけて刺身もいけるし、イカナゴのかき揚げもまた旨いねんな。


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今日は久しぶりにお休みになったので、ちょっと贅沢して釘煮の残り汁で鶏肉の浸け焼きしてみた。


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2017年02月27日

20170227 米糀の仕込み

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 昨シーズン丹波黒大豆はほぼ全滅に終わったので、今年の味噌作りは一昨年の豆を使って仕込む。まずは米麹作りから。米は栄養価の観点からすると玄米でも良さそうなのだが、麹菌の繁殖を考えると精米した方が良い。米を一昼夜十分に浸水し、これを一昼夜かけて十分に水切りする。ここが大変重要。


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 水切りが不十分だと、おじやのような糀になり使い物にならなくなる。最悪の場合、麹菌醸成中の温度管理に失敗して、つまり水分が多いと温度が上がりにくく、それを補うために加熱しすぎて部分的に温度が上がり、納豆菌が繁殖して腐敗したり、乾燥して麹菌が死滅したり、過熱を抑えるために温度を下げようとして下がりすぎて菌が醸成する前に腐敗が進んでしまうなどである。いずれも経験済み。あとで蒸すのだから水切りは適当で良いと考えがちだが、それは大きな間違いである。触っても手につかないほどになるまで水切りする。足りない場合は、袋に入れて洗濯機の脱水機にかけたり、大きく広げて清潔な布で水気を取ったりする。


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 これを蒸す。蒸し加減は、ようやく芯がなくなる程度。火力や蒸し器の大きさにもよるが、30-45分くらいである。


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 これを手早く冷ます。ここが重要。できることなら木製のお櫃が良い。ステンレスのバットでは底に水が付いて蒸し米につくので、その水気をとる工夫が必要になる。手早くしないと水分が必要以上に吸い込まれる。数分で人肌程度に戻ることを目指して、仰いだりバットを振ったりして急冷する。


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 糀の種をまく。麹菌は40以上で死滅すると言われているので、くれぐれも人肌以下を厳守する。ここが大変重要。また、糀の種は非常に軽い微細粉なので、この時温度が高いと湯気に巻き上げられて飛散する。人肌以下で作業するか、室温が低くて飛散を免れない場合は、バットを覆ってその中に手を突っ込んで撒くなどの工夫が必要。


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 これを晒し木綿の袋に入れて平らに伸ばし、厳密に温度管理しながら加熱と保温を調整する。


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 私は写真の暗室作業用の現像液保温ヒーターを使っている。微妙な温度管理がつまみひとつでできるので大変重宝、大雑把にはコタツでも代用できる。麹菌の種類にもよるが、私の使っている麹菌は「五日糀」とよばれているものなので、仕込み時の温度30前後、発酵が始まる頃35前後、自己発熱が始まった頃に加熱をやめて保温に転じ、様子を見ながら30強を保つように努力すると、五日程度で派生する。その頃に味噌摺りをしますので、やってみたい人は連絡を頂戴。今年はお分けできる豆がありませんので、参加者はすべて原料は調達してきてください。その代わり無料です。見学ももちろん無料。摺る作業だけを共にやり、その前後の諸作業については詳しく説明します。

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2017年02月20日

20170220 晴れて農家へ・・・

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・・・そうか・・・あれから三年。新規就農手続きが完了してから三年が経ったのか・・・すっかり忘れてた。これでようやく「監視」も解かれて、晴れて「百姓」になったわけだ。見えにくいけど、神戸市公報に名前がある。

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2017年02月18日

20170318 茅刈りと茅植え

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 ここんとこ週2回ほどのペースで茅葺の仕事を手伝いに・・・いや、手伝いに来てはる人を邪魔しに行ってるんやが、このたび茅場を作るという荒っぽい仕事の一環で、ススキを植える作業をした。親方は農家なので、その納屋を家捜ししていたら、大型の田植え枠があったので、これこのとおり。自然農の不耕起の田んぼに稲の苗植えるのんとあんまり・・・いやそうでもないか・・・


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2017年02月11日

20170211 キムチ本漬

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白菜塩漬け、三日後にキムチ本漬け、今年はカタクチイワシが手に入ったので、同じ重さの塩で一ヶ月漬け込み、来シーズン用の薬念のベースにする。本来は去年の暮れまでに終えて、今頃は発酵の一発目がどかんとくるころなのだが、まあゆっくりでもええやろ。


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2017年02月09日

20170209 Kinoplasmat

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 一年ほど前のこと。・・・ナニをやっておるのかというと、実は、だいぶ前に入手した100年近く前のドイツの映画用レンズ、Rudolf Meyer Optikの癖玉Kinoplasmatをデジカメで実用化すべく、フランジバックの実地計測をしているのである。といってもキヨーミのないひとにはわかるまい。このレンズ、L39マウントであれば100万円を軽く突破するほどのレア玉なのだが、まだそれほど知られていなかった昔、マウント不明のものを2万円ほどで買ったのである。このレンズは、絞り開放付近で近接撮影をすると、1m先あたりの背景が見事に渦を巻くのが特徴であって、その描写はレンズ・グルメの奈落の底といわれるもので、もはやこの病に罹患してしまっては生還の可能性はない。趣味に生きる人々は、結局ここに流れ着いて最後の散財を、それも1本のレンズに100万という、非家庭的非実用的大顰蹙的天文学的出費を強いられる・・・で・・・まだフィルム・カメラしか持っていなかった当時、私はL39マウントのボディ・キャップに穴を開けて、スペーサで詰め物をしながら、なんとか50cm程度の近接ならばフィルム面に結像させることに成功し、目測あるいは実測で撮影していた。カネをかけずに趣味の地獄を彷徨うのは並大抵のことではない。もちろん連動距離計の突起が邪魔をするので、一切の突起物のないVoigtländer Bessa Lを使っていたのだが、流石に失敗が多かった。近年になってミラーレス一眼が普及するに及んで、実像を見ながら撮影したく、micro 4/3マウントのOlympus Pen Digitalボディを使うことを思いついた。ところがいくら調べても、このレンズのマウント寸法に該当する規格がなく、従ってマウント・アダプタも存在しないのである。万策尽きて、マウントを製作するという暴挙に着手した。地獄の沙汰もカネ次第というが、カネをかけずに地獄めぐりをするこそまさにこの世の地獄なれ。


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 さて実測経験値によって、このレンズのフランジ・バックはCマウントとmicro 4/3マウントの中間であることはわかっていたが、さすがにマウントを製作するとなると厳密に計測しなければならず、かといって精密な計測機器を持っているわけではないので、三脚にPentaxのオート・ベローズを装着して、その背面にすりガラスを押し当て、L39M42アダプタを介してL39スペーサで微調整しながら、すりガラスに映ったほぼ無限遠の高圧電線のラインをルーペで観察するという笑止千万な愚策に出たわけである。ピントが合った時点でレンズのマウント面とベローズの背面の間隔を測定し、誤差を縮めるために何度も計測して平均値を出し、このレンズのフランジ・バック値を得た。そして、使用する機材であるmicro 4/3マウントのOlympus Pen DigitalボディにはCマウントを介し、そこから繰り出す形のアダプタを想定した。なぜならmicro 4/3マウントののバヨネットを製作するなど、カネがかかるにきまってるからである。二重アダプタは光学的精度に欠けるのだが、カネをかけずに地獄めぐりをしようというのだから仕方がない。さてその計測値からCマウントのフランジ・バックを差し引いた数値が、求めるアダプタの繰り出し寸法となる。カメラのマウントのネジはインチ・ピッチであることが多いので、これも計測する必要がある。様々に試行錯誤を重ねた結果、なんとか手書きの設計図は完成した。さてこれをどうやって作るか・・・もちろん私にできることではない。鉄工所、金属加工所を片っ端から訪ねて歩いたのだが、予想していたこととはいえ、流石にどこも笑って取り合ってくれなかった。2万円程度ならやってやると言ってくれた工場もあったが、いざ設計図を出すと断られた。アルミ削り出しでは薄すぎて強度が足りないそうなのである。


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 諦めていた頃にたどり着いたのが、八尾にある金属加工工場・・・そのキャッチ・フレーズに思わず涙が出ました。「超薄物旋盤加工で世界を回す」・・・噛み締めてくださいこの言葉。ここにもひとり根性の地獄めぐりから生還した人がある。その旋盤を題して「笑止旋盤」・・・参りました、このセンス。この人ならわかってくれるはず・・・そう信じてアクセスしてみたら・・・もうここに書くと涙でキーボードが見えんくなるけんやめとくが、とにかく・・・とにかくできました。もう感謝してもし尽くせないくらい感動しました。ここにその社名を出すと、またぞろ私のような無理難題を持ち込む人があるやもしれんけ、ここでは伏せさせていただき、キョーミのある人なら上のキャッチフレーズで調べるであろうから・・・


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20170209 秋ウコンターメリック

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私「あのー・・・カレーに使うターメリックを作ろうと思うのですが、春ウコンと秋ウコンと、どう違うんですか ??

店主「春ウコンは、春に植え付けをするから春ウコン、秋ウコンは、秋に収穫するから秋ウコンという。」


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私「あのー・・・では春ウコンはいつ収穫するのですか ??
店主「そら秋やがな。」


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私「あのー・・・、ほな秋ウコンはいつ植え付けるのですか ??
店主「そら春やがな」


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私「あのー・・・どう違うのか教えていただけませんでしょうか ??
店主「だから春ウコンは、春に植え付けをするから春ウコン、秋ウコンは、秋に収穫するから秋ウコンという。」


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私「・・・では、カレーに使うターメリックを作るためには、どちらを植えたら良いのでしょうか ??
店主「知らん」

 このやうなばやい、若かった頃の私ならば、この店主を徹底的に追い込んで土下座するまで謝らせたものであったが、もうすぐ還暦を迎えようかという年頃にもなると、さすがに人間もまろやかになってきて、両方買ってきて両方植えたのであった・・・そこまでは良かったのだが、どっちにどっちを植えたのか、どこからどっちがどっちのウコンだったのか、書いたものをどっかやってしもたんで、境目と思しきところから掘り出して行ったら、案の定混ざってしもた。

 正しくは、春というか梅雨前に花を咲かせるのが「春ウコン」、秋に花を咲かせるのが「秋ウコン」、ターメリックの原料になるのは「秋ウコン」で、「春ウコン」の粉末はとても苦く、子供の頃医者からもらった紙で包んだ粉末風邪薬の苦さを思い出す。たぶんあれは春ウコンだ。

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2017年02月06日

20170206 Dream Energy

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 おい、またかよ・・・て、ウソよ。旅の情報蒐集で、どうしても中国の領事館で直談判せんなんことになって、ちょっと大阪へ出てたんやが、中途半端に時間が余って悪い癖とは思いつつ楽器屋へ入ってしまった。いやあドエラいもん見つけてしまいました。これはDream Cymbalというて、たしか10年ほど前にアメリカかカナダの愛好家たちが出資して中国の武漢 (Wu-Han) で製造させた一連の企画モノのシンバルで、イスタンブール製Kジルの渋い「鳴り」を追い求めたものなんやが、日本にはほとんど入ってこなかったシロモノである。いまでもアメリカの中古市場を漁ると出てくるんやが、なんせ送料が高くつくので、合計すればアメリカ製のそこそこ良いKジルが新品で買えたりする。現物を見たことがなかったのでかねてより興味津々だったのだが、これである。実は、武漢製のシンバルは、たしか1990年代にかなり大量に出回ったことがあって、主にチャイナタイプのエッジが反り返ったシンバルだが、トルコタイプのものや、反りが緩やかな河南 (He-Nang) タイプ (ジルジャンでいうところのPang) のものもあった。その当時は、シンバルは華やかに鳴るのが良いという感覚だったので、渋い「鳴り」というものに関心が行かなかった。チャイナタイプのものは使えるので持っている。しかしトルコタイプのものは、何度か巡り合ったものの購入には至らなかった。しかし音は覚えている。倍音が多く、暴れるような刺激的な音だった。コントロールが難しそうだが、手懐けると病みつきになりそうで、ジャズ系かなと思って手を出さなかったのだが、ここんとこジャズ・ドラムに挑戦しているので、その音を思い出し、色々と散策していたというわけだ。形状は、ハンド・ハンマーの跡がくっきり残る手作り感満点、シンバルというより、ドラに近い鳴り方がしびれるのである。その後、チャイナタイプのものは日本の代理店がライセンスをとって、K.M.K.とかWu-Hanのブランドで、今も販売されているが、トルコタイプのものは見かけなくなった。で、上のような話を聞いたので、以前から興味があったのである。試奏させたもらった。・・・うううんんん・・・Wu-HanHe-Nangを聞き覚えた耳にはちょっとおとなしすぎるというか、せっかくの荒削りのシャープネスを、わざわざ削り取って光沢を出したこの外観のとおり、個性が薄められてしまって、これならAジルの60年代の薄くて汚いやつがまだ安くゴロゴロしてるから、そっちの方がええな、という結論を得てパソコンの前に座ったのでした。で・・・どうしたかというと、そう、そのAジルのまさに60年代の22インチで2200gくらいの薄いやつが安く出てたので・・・今回は踏みとどまりました。買ってませんよ、断じて買わなかった。断じてポチらんかった。ホンマホンマ・・・でも最近ジルジャンより60年代のパールの日本製のデラックス・シンバルの音が懐かしくなってきてね・・・前のドラムセットには、そんな音が良う似合う。

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20170206 阪急3054F

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 ある日の阪急伊丹線。残り少なくなった阪急3000系である。この「3003」という車両には思い出がある。母に手を引かれて幼稚園へ通いだした頃、宝塚の山の手の住宅地から、今の新176R (当時はバイパス) の宝塚警察のすぐ裏手の幼稚園まで、子供の足だと裕に一時間はかかったであろう。その途中、清荒神の駅の踏切を渡る。そこに、真新しい「新型」車両が止まっていた。塗料の匂いが漂ってきそうなほど何もかもピカピカでびっくりした。それが、この「3003」号車だった。今でもその姿は目に焼き付いている。思えばこれが私の鉄道への趣味の始まり、まさにこの車両こそ、そのきっかけを与えてくれたものである。


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 銘板に「昭和39年」とある。阪急の高性能車の奔りは2000系 (以下、2021系と2100系を含む) であって、これは「ローレル賞」を受賞したのだが、3000系 (以下、3100系を含む) というのはそれに次いで製造されたグループである。鉄道、というか、電車への関心、まず最初に惹かれたのは「方向板」といって車両種別や運転区間を客に知らせる標識板が前面に掲げられていて、そこにか書かれている漢字、とくに「急行」や「特急」と書かれた字体だった。上の銘板にある「ナニワ工機」 (現在の「アルナ車両」) という字体もそうだが、力強さを形に表現した独特の雰囲気を持っている。子供心に、そこから垣間見える社会、大人の世界、世の中の勢いを肌で感じ取っていたのかもしれない。ちなみに、その銘板の下に車両諸元が掲示されているが、かつてはここに整備記録票が挿入されてあり、製造年月日と、最新の整備年月日がわかるようになっていた。


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 さてその次に関心を持ったのは、私の場合パンタグラフの配置である。何両かある編成にどのようにパンタグラフを配置するか、これにはその鉄道会社の美学哲学が反映しているように思われる。上り側前方から見ても下り側前方から見ても先頭に見えるように配置するようにしている会社もあれば、一方が先頭で他方が終端というイメージで配置する会社もあり、両者をうまく融合させたり、それをわざと混乱させることによって力強さを表現しようとしていると思われる会社もある。阪急の場合は、500系という非常に古い系列のごく初期のものを除いて、長らく梅田側を先頭として、すべてそちら向くように配置されてきたのだが、2000系・3000系・5000系・5200系はそれが逆転しているのである。ちなみに京都線の兄弟系列の2300系・2800系・3300系は、他のすべての系列と同じく梅田寄りを先頭としている。なぜかという疑問が子供に解けようはずがない。しかしその解けない例外的ルールというものが、社会の複雑さや混沌を教えるきっかけになった。3000系の場合、冷房化のときにパンタグラフの付け替えが行われたので、どちら向きというニュアンスは無くなってしまったが、車両番号にその遍歴が残る。つまり、大阪側にモーターがないのである。


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 そう、車両番号も子供にとって不思議でならなかった。最初に覚えたのは、宝塚線を走っていた3100系のもので、そのトップナンバーを含む3150Fのものであった。3150-3600-3650-3100=3151-3101という6両編成 (竣工当時) だった。順番につければ良いものを、なぜこんな並べ方をしているのだろうと子供心に思った。そして乗っているうちにモーターの音のする車両としない車両があり、音のする車両にはパンタグラフが付いていることに気がついた (当時の3000系の編成の場合) 。そしてその6両編成は、途中に運転席のある車両があって、そこで4両と2両に分割できるようになっていることに気がついた。やがて、車両番号の下2桁が50未満のものからはモーター音がし、50以上のものからは聞こえない。百の位が0と1のものには運転台があり、5と6のものにはなく、百の位にそれ以外の数字がないことに気がついた。それを上の編成に当てはめると、Tc-M-T-Mc=Tc-Mcと分類でき、当時の同じ系列の6両編成には、すべてこの法則が当てはまることを知った。子供心に、分析と綜合という概念をつかんだのである。したがって、上の車両番号は、製造時系列につけられたものではなく、形式別に分類されたものであるということを知った。こうして病みつきになった。いうまでもなく、5300系の登場時点までなら、阪急の全車両の編成を諳んじていた。


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 この3054Fの場合、最大8両編成で運行されていた。3054-3502-2079-3004=3053-3530-2088-3003であった。上の3150Fが整然と並んでいるのに対して、この編成には乱れがある。そこには大変深い物語があるのだが、いまはちょっとやめておこう。この編成は、8両編成で運用されていた黄金時代が終わって主力から外され、分割されて支線運用に回されるにあたって、前後4両ずつに分割されたのではなく、中間車両を抜かれたり他の編成から持ってきて4両編成を組んだのである。現在3054-3502-3551-3003という編成で走っているが、なぜここに3551が入っているのかと、子供心を残した私は疑問に思った。


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 そんな思いで3054Fを見送った後、3052Fが回送で入ってきた。おお、これぞまさしくその3551が入っていた編成ではないか、確か私の記憶が正しければ、3052Fは、3052-3501-3551-3002=3057-2029(2179)-3518-3007であったはずだ。その先頭と終端の関係は維持されている。しかし3両目すなわち3551のあるべき位置に連結されていたのは、・・・


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・・・なんと3651だった。これにはびっくりした。3651というのは3152Fに編成されていた3100系の付随車であって、その3100系は先日全廃されたのである。ということは、これは現存する3100系唯一の生き残りではないか。なんのめぐりあわせか、いつの時点の運命のいたずらか、3152Fから3651が外され、それをわざわざ3052Fから3551を外した後に組み込み、その3551は3054Fに組み込まれているのである。なぜそのようなたらい回しが行われたか、そこであらためて3054Fの8両編成を思い出してみる。そうだった、3000系はもともと6両編成で登場し、7両編成になった時に車両が足りなくなって、一部の編成に当時孤立していた2021系を電装解除して組み込んだ。さらに輸送量増加に対応するために8両編成化された時に決定的に足りなくなって、全編成に2000系を付随車に改造して組み込んだのである。つまり、純粋な3000系3100系だけの8両編成は存在せず、編成の中に1両か2両の2000系を含んでいた。2000系を2両含んだ3000系の編成には3000系の付随車が存在しなかった。3054Fもそのひとつで付随車はすべて2000系だったから、他から借りてこざるをえなかったのである。2000系というひと世代前の系列と、老朽化の進んだ3000系の車両を淘汰する中で、たまたま3054Fの3両は残されることになったが、4両編成にするためにはどこかから付随車を持ってこなくてはならなかった。そこで淘汰されつつあった3100系3152Fがバラされたのを機に、その付随車3651を3000系支線運用編成に編入することになり、工事のタイミングか何かが原因でたらい回しが行われることになったのであろう。久しぶりにコーフンするもと鉄道少年であった。

 ちなみに3000系は現在、伊丹線に4両編成4本、今津線に6両編成3本が残る。伊丹線には3000系トップナンバーをかつて含んでいた3050Fが、そして今津線にはラストナンバーをかつて含んでいた3083Fが残っている。また、能勢電には3120F (旧3156F) の4両編成が一本残る。


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2017年02月03日

20161224 丹波黒大豆の選別

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 丹波黒大豆の選別。


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 今年最後の出荷


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 選から漏れたクズ豆・・・さらに選んでいって粉に挽いてきな粉餅にして食てこましたる。


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20161221 ウコン干し

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 寒くなる前に取り込んでおいたウコンを乾かす。


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 水洗いしてバラす。


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 スライサーでスライスして網に広げる。


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 風があると半日ほどで軽くなってこんなことになる (;_;)


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20161220 シーズン終了

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 農作業の終了・・・終わった・・・やっと終わった・・・


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 東畑脇田のパン用小麦「ユキチカラ」と、それを挟むソラマメとウスイエンドウ。


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 茅を積み込んだ東畑本田。


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 生き残った多年生キャベツ。


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 新畑の様子、ここは来シーズンはオフになるので、茅をどんどん積み込む。


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 そこで育つパン用小麦「ミナミノカオリ」


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 結球せずにわき芽を出す白菜。下は新畑脇田。


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20161213 ふと気がつけば・・・

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 気がつけば冬景色・・・


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 今年の大根は非常に小さい。


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 唐辛子類も採り納め。


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 乾かす準備。


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 冬の加工品ラインナップ・・・てほど量ないんやけどね。


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 まあそれでも毎週出荷できるのはありがたいこっちゃ。


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 久しぶりにクープがよく開いたパン・・・


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20161212 黒豆の脱穀

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 追い込み。早く農閑期に入りたくてうずうずしてくる。田んぼの畦シートを外し、生育に問題のあった部分に一年食品残渣を積み込んだ堆肥を集中投下。


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 丹波黒大豆の脱穀、12月も中旬なので、あと2回しか黒豆を売るチャンスがない。


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 豆は、米や麦ほど細か聞くないので、シート養生も簡略で良い。


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 脱穀直後は、実も鞘もごちゃごちゃで、しかも開いてない鞘もたくさんあってその中に実が入っている。


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 分けては飛ばし、分けては飛ばしを繰り返して・・・


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 それでも開いてない鞘があるので砧で叩いて実を出す。


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 繰り返していくうちに、だんだん純度が上がってくる。これを網に広げて、さらに干す。


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20161207 干し芋づくり

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 程よく皮が乾燥してきたら貯蔵する。湿気ている間に箱に入れるとカビる。


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 さつまいもは低温と密閉に弱いので、このように保温性と通気性のあるブドウのスチロール箱に入れて台所の水屋の上に積んでいる。春まで保存できる。


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 すでに傷んでいるものや、ネズミがかじって保存のきかないものは、先に干し芋に加工してしまう。


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 芋は適当な大きさに切って4時間蒸す。全体が飴色に透き通ってきたら頃合い。手で持つと崩れるほど柔らかいので蒸し布を使う。


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火から下ろして蓋を開けて数分、粗熱が取れたら固まらないうちにスライスする。刺身包丁が良い。


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しのぎが芋で粘り、それがすぐに固まって切れなくなるので、常に水洗い水切りしながら手早く切る。


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切ったら網の上に並べる。べとついて埃が付着するので、網戸の上によく洗った網を敷いてから載せる。こうすると突然の雨の時にも対応が早い。三日ほど晴天が続けば糖分が粉を吹いて、美味しい干し芋ができるはず・・・


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さて今シーズン農作業全体も、箇条書きにできるほどになった。終了まであとわずか。


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20161202 豆・・・豆

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 丹波黒大豆収穫。「神丹穂」ハンモックでしばしお休み。


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 ウスイエンドウとちょっと足りなかったソラマメを撒き足した分の植え付け。それと、ためしにガルバンゾが冬越しできるかどうかやってみる。もしできるなら、その方が栽培の可能性が広がる。


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 パン用小麦「ユキチカラ」が発芽している。


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 干し柿もそろそろ食べられるか・・・


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 手を止める暇もない。干し芋用白さつまいも「イズミ」の収穫。出来るとなるとキョーレツ。


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 あんまり美味いんで、ネズミも残さず食うてまいよったんぢゃろ。


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 結構豊作==Э.:・'゜☆。


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20161128 脱穀を終えて

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 今年の米作り終了。籾摺り機を掃除する。かなりの小米や破砕米が出るので、それを回収して丁寧にゴミや石を取り除き、これを炊いて食べる。毎年、感謝の気持ちを込めて、初めての新米は、敢えてくず米をいただくことにしている。


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 さてシーズン終了に向けてラスト・スパート。手が回らないので、取り込んで干してあった豆類を剝く。


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 豆・種・唐辛子その他、細かいものが取り込まれていて、それらを仕分けしながら長期保存に耐えられる状態に持っていく。


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 結局花豆は、場所を食った割にたったこれだけの収穫だった。


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 合間にくず米ご飯を炊いていただく。


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posted by jakiswede at 00:41| Comment(0) | 農作業食品加工記録2016 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

20161128 稲の脱穀

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 足踏み脱穀機の段取り、一番下に大きなシートを敷き、その上に小さなシートを敷いて、足踏み脱穀機を乗せる。その足回りを取り囲むようにさらに小さなシートを敷いてから、籾を受けるためのスチロール箱を置く。こうしておくと突然の雨にも撤収が早い。


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 脱穀機には専用の傘があって、それを覆うに足るだけのシートを洗濯バサミで止める。もみの飛散を防ぐためである。シートの裾は角材などで重石をしておくと風に煽られなくて良い。


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 脱穀を終えたら上からシートを外してスチロール箱を回収し、


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 脱穀機をどけて順次シートに残った籾を回収していく。


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 最後のシートにはほとんど落ちてないくらいが良い。


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 唐箕をセットする。これも何重かにシートを敷き、風で飛ばされる側にもある程度受けるものを用意しておくと回収が早い。


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 繰り返し風選してゴミを取り除く。


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 籾摺り機にかける。


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20161123 稲の脱穀

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 晩稲は幸いにして天候に恵まれてカラッと乾燥、めでたく脱穀。


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 まずは「神丹穂」から。このキョーレツな芒を見るとほんまにうれしくなる。今年も元気やな、って。


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 何種類かの少量栽培品種を先に脱穀して唐箕で飛ばしてたら、空がにわかに掻き曇り湿気を帯びた暖かい風が吹いてきたので、大雑把に片付けて軒下に避難。


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20161119 タマネギの植え付け

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 タマネギの植え付け。忙しくて結構雑に種まきしといたんやが、わりと育ってくれてる。


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 んで、しっかりしたやつ優先に植え付け。手前は初挑戦、「泉州」という大阪の固定種。


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 上は同じ無貯蔵種の「ネオアース」。田植え枠を定規にして3列植え、冬の間じゅう私のしょんべんをかけて肥培。


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posted by jakiswede at 00:35| Comment(0) | 農作業食品加工記録2016 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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